
1月27日のなのはな
今から、約3か月後の4月20日、津山加茂郷フルマラソン大会に向けて、先週から、ラジオ体操、ストレッチや筋トレ、そしてランニングを、毎日行っています。
1月25日まで、ランニングのテーマは『走ることに身体をならす週』で、距離は2.5キロの『梅の木コース』を走りました。
今日からは、距離が4キロの『奈義コース』に変わりました。
このランニングコースのテーマは、『平坦なコースで走れる身体をつくる週』です。
距離が伸びることに、少し緊張する気持ち、新しいコースを走れる楽しみを胸に、今日のフルメニューが始まりました。
数日前、今日の天気は雨予報が出ていましたが、皆と走り始める頃になると、あたたかい太陽の日差しを感じました。
また、私たちが活動する、古吉野なのはなから坂道を下り、梅の樹が並ぶ、梅林の横道を走る時、正面に、那岐山が見えます。
今日は、那岐山の頂上に雪が積もっている景色、山の黒い輪郭が、はっきりと見えました。
隣で並んで走るよしみちゃんと、「今日は、那岐山が綺麗だね」と言い合えて、嬉しかったです。
畑作業をされている地域の方々、道路工事をされている方とお会いして、挨拶ができたことも嬉しかったです。
奈義コースは、坂道や下り坂が少なく、田畑に挟まれた、平坦な道路を走るコースです。
(皆と気持ち良く走れたら良いな)と、緊張もしていました。
走っている途中、一瞬、後ろを振り返って走る列を確認した時、離れて走る人がおらず「1、2、1、2……」と掛け声をしながら、皆で走っていました。
私は、フルマラソンの実行委員をさせていただいていて、先頭で走らせてもらう機会が多いですが、皆の声に支えられて、足を動かし続けることができるな、と毎日思います。
4キロの道のりの最後、古吉野なのはなまで坂道を走りました。
この坂道を、私は一番緊張していたのですが、「ファイト! ファイト!」と、皆と、力を出して弾んだ声で言い、息を切らしながらも、走り切ることができて、ほっとしました。
今日、初めて奈義コースを走った人は、どんな気持ちだったかな……、と走り終えた後、思いました。
昼食のときに、「平坦なコースで、走りやすかった」「気持ち良かった」と、何人かの人が話していて、気持ち良い、奈義コースのスタートを切れたことが、嬉しかったです。
今日は、4キロの距離を30分8秒で、約時速8キロペースで走りました。
私達が、練習のときや、フルマラソンの当日に走る速度の目安、時速8キロペース通りに走り切ることができて、嬉しかったです。
明日も、気持ち良く、安全に、フルマラソン大会に向けて身体と気持ちを鍛え、積み重ねるランニングになるよう、フルメニューを頑張ります。
(さとえ)
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作業では、果樹の剪定や、1年の作付会議、そして2月から始まる味噌づくりの準備などが進んでいます。
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桃の剪定もラストスパート。今日から、3~5年生の幼木の剪定に入りました。
幼木は、厳寒期を避けて剪定をする必要があり、後回しにしていました。奥桃畑、夕の子桃畑、17アールの畑に幼木が植わっていて、全部合わせると、20本強になります。幼木は、成木とは少し違い、骨格を作る段階なので、剪定と同時に、整枝や誘引をする必要があります。これから大きくなっていく最初の、とても肝心な段階なので、少し緊張しました。
1人1本担当で、進めていきました。この樹の将来を決めてしまうのだ、と思うと、責任重大だと思いました。主枝、亜主枝を決めて、理想の形をイメージしながら、主枝と亜主枝が他の枝よりも強く育っていけるように、メリハリをつけるようにして剪定します。
若い樹は、成木のように、枝が硬くなかったり、まだそれぞれの枝の強弱差がはっきりと付いていないので、修正はいくらでもすることができました。誘引をすれば、思う方向に枝を伸ばすことができ、自在に、整枝をすることができました。
樹がこれからどういう風に栄養を吸って、枝が太くなっていくかや、どの芽が一番強く伸びていくか、樹の気持ちになって考えながらの剪定が、とても楽しかったです。自分の予想が、これからの樹の成長を見ていくことで、一つひとつ答え合わせをしていけると思うと、これからの樹の育ちが、少しハラハラするけれど、楽しみになりました。
幼木の剪定と同時にスモモの樹の剪定もすすめました。スモモも桃とほとんど同じなのですが、芽の付き方、形、大きさが全然違いました。また、枝の伸び方も、桃の枝は、桃の実が付くとその重みで垂れ下がって、枝の先端が下がっている枝も多くありました。けれど、スモモの枝は、例え下垂っていても、先端はぴよっと必ず上を向いていました。スモモの枝は、桃の枝よりも、勢いが強いのだと感じました。
もう少し剪定する樹が残っているので、引き続き、剪定メンバーのみんなと一緒に進めていきたいです。
(りな)