
1月26日のなのはな
お母さんのお誕生日のお祝いに、第1回お母さんお誕生日記念 パン作りコンテストが開催されました! 今回の課題パンは、コッペパンと、お母さんの大好きなメロンパン! なのはなで行われる、初めてのパン作りにどきどきわくわくでした。
私たちのチームは「一足早くお母さんに春をお届け」というテーマで、なのはなメロンパンと、桃花コッペパンを作ろう! と決定しました。メロンパンの上に、なのはなのお花をモチーフにしたクッキー生地を乗せたり、コッペパンを桃の花そのものにしたりというアイデアでした。将来なのはなでパン屋さんを開くとしたら……と、あゆみちゃんが考えてくれて、本当に素敵なアイデアを一緒に作らせてもらえたことが嬉しかったです。
今回は技術上の都合や、お父さんから、「工夫はせずに、王道のパンを作ってほしい」というアドバイスをいただいて、コッペパンは通常の細長いコッペパンを作ることになりました。パン作りコンテストに向けて、前日には、やること盛りだくさん。ポップ作り、飾り作り、大事な、こねるイメージトレーニング。前日の準備が、とても充実していて楽しかったです。
パン作りコンテスト当日。今日は朝7時45分からパンの生地作りがスタートしました! 私はあまりパンを作ったことがなく、とても緊張でどきどきしていました。
私は、お母さんのこだわりポイントである、重要なクッキー生地を作ることになって本当に緊張しました。お母さんはメロンパンに全体に厚く、下のほうまでしっかりとクッキー生地がかかっているのが好きと教えてくださって、理想のメロンパンができるように、と熱が入り、作っていくのが楽しかったです。
隣では、パンがこね始められていました。ふみちゃんのこねる姿が本当に力強くて凄かったです。最初はテーブルについていたパン生地が、こねるうちに、テーブルにつかなくなり、もちもちになっていて感動しました。
こね方には、伸ばしごね、叩きごね、V字ごねの3種類あり、難しかったですが、こねるのが本当に楽しかったです。心地よいパンのもちもち、ぷるぷるさが癖になりました。
パン作りが好きなそなちゃんに、前日に作り方の質問をさせてもらったり、そなちゃんのこねているところを見せてもらえたりしたことが嬉しかったです。そなちゃんが作り方を教えてくれる時の表情がきらきらしていて、パン作りが好きなのが伝わってきて嬉しくなりました。そなちゃんのこね方が、手つきが滑らかで、綺麗でかっこよかったです。あゆちゃんが、
「そなちゃんがこねたパンは滑らかさやツヤが違う」
と教えてくれて、私も見たかったなと思いました。
こねられているパンが本当にもちもちしていて可愛かったです。何時間でも見ていられるなと思うほどでした。
生地が滑らかになったとことで、朝食前の生地作りが終わり、一次発酵へ! 生地は、こたつの中へと移動されました。
その間、朝食や当番を済ませて、発酵を待ちます。朝食に行くと「NANOHANA BAKERY」の看板の周りに、食べられそうなほどリアルなパンの絵が飾られていて、食堂がパン屋さんになっていました! 将来、なのはなパン屋さんが開いたらこんな感じなのかなと思い、凄くわくわくして夢が広がりました。
一次発酵が終わり、見に行くとパンが膨らんでいました。どんなふうになるか凄く楽しみだったので、いい感じに発酵していて嬉しかったです。次はパンを等分して、成形していきます。切った瞬間の生地がもちっとしていて、それだけでもう美味しそうでした。お母さんに綺麗で美味しいパンを食べてもらいたい! と思いながら、お母さんを思ってチーム全員で慎重に形作っていった時間が凄く楽しくて嬉しかったなと思います。
二次発酵中は、お母さんへのプレゼントとして、自画像とメッセージを書く時間として、お母さんに気持ちを伝えられたことが嬉しかったです。お母さんへの愛でリビングが満ちていて、凄く幸せな空間だったなと思います。
焼く前に、最終チェックで綺麗にしてオーブンへ! 廊下にはパンの良い香りが広がっていて、みんなでパン屋さんの匂いがする! 本当に美味しそうな匂いだ! と感動していました。ほんのり茶色に焼きあがっていて、美味しそうなパンが運ばれてくると歓声が上がって、本当に幸せでした。他のチームのパンが凄く大きくて、ふっくら焼きあがっていて本当に美味しそうでした。私たちのチームも上手く焼きあがって、見ただけで、もちっとさが伝わってきて胸がいっぱいになりました。
焼きあがってプレートの盛り付けへ。お母さんに喜んでいただけるよう考えていたアイデアで飾りつけていきました。プレートを持って食堂に入るとバスケットに入ってパンがずらっと並んでおり、本当にパン屋さんだ! と、凄く凄く嬉しかったです。
みんなのプレートがとても素敵で、ミニお父さんがいたり、木のお皿が作られていたり、切り株の上にパンが乗っていたり、パンが花束になっていたりと、どのチームも本当に素敵でした。パン屋さんだけでなく、カフェもできるよ?! と、みんなの凄さを感じました。何にでもなれて、何でもできるなのはなが、すごいなと思います。
お父さん、お母さんが講評で試食をしている姿が本当に美味しそうで、見ている私たちまで凄く幸せな気持ちになりました。どのパンも美味しくて点数差がつけられないほど、とおっしゃっていて、本当にみんなが凄いなと思いました。お母さんの理想のメロンパンを作り、金賞に輝いたのは、ちさとちゃんチーム!
レシピは同じはずなのに、こね方などで少しずつ味に違いが出てくるパンが、奥が深くて面白かったです。
私たちもパンを食べてみると本当にもちもちで、ふわふわで甘くて本当に美味しいパンに感動しました。特にコッペパンがホイップやジャムをついていないところでも、甘くて美味しいと感じました。本当に美味しくて、幸せだったなと思います。
ソーシャルファームで本当に、なのはなパン屋さんが実現しそうで、夢が膨らんだ幸せな一日でした。
(あや)
ここまでの記事は、あや が担当しました。
ここからの記事は、そな が担当します。
お母さんの誕生日会のパン作り大会がありました。
大好きなパン作りをなのはなで出来る日が本当に来るなんて夢にも思わず、それが現実になってしまったことが信じられず、今日は1日中、夢の中にいるようでした。
8チームに分かれて当日までに各チームごとにプレート・ティーカップ・飾り決めなどを進めて、前日に材料の計量を済ませ、本番である今日はパン生地をこねるところから朝を迎えました。
リビングで作成物の準備をしていると、皆のお母さんへの愛が感じられる、いろんなアイディアなどがあちこちから聞こえてきて、自分もこの気持ちをどう形にしようか、とチームの皆と共に作戦会議をしていきました。
前日には皆がパン作りに質問を関する質問をたくさんしてくれて嬉しくなり、熱くなりすぎてはいけない! と思いながらも、話し始めると、あれもこれも伝えたい! と欲が出て、熱弁してしまい後から恥ずかしくなりました。
ふわふわで可愛いパン生地を扱う時間は癒されて、本当に幸せな気持ちでいっぱいでした。
こたつでの発酵は初の試みで、上手く最終形態までもっていけるのか少し不安な気持ちはありながらも、一次発酵が終わったかなという時間に生地の様子を見に行くと、ふんわり膨れ上がっていて気持ちが高まりました。
ガス抜き、丸め、成型、と順調に進めていき二次発酵までたどり着きました。
その間お母さんへのお手紙、自画像の作成をしました。
お母さんへの思いを頭に巡らせていると、早くお母さんの笑顔が見たい! という気持ちになりました。
パンが焼かれると、食堂からは焼き立てのいい香りが漂ってきて、胸が躍りました。
飾りつけをするみんなの姿はとてもキラキラしていて、やっぱりパン作りは人をワクワクさせてくれて、幸せをもたらしてくれるものだなと改めて感じた瞬間でした。
母から教わった、洗い物までが料理だという言葉を胸に、使わないものを片しながら身の回りを清潔に保つように動けた事も勝手ながらに嬉しかったです。
食堂に全チームのパンが並べられた光景は圧巻で、パンを乗せるかごやトレーシングペーパー、ほしちゃんが作成してくれた「Nanohana bakery」の看板・飾りなどのおかげで本当に可愛らしいパン屋さんのような雰囲気で、幸せいっぱいでした。
そしてチームごとの個性豊かなプレートの完成度の高さに驚きました。
お父さんお母さんから講評をいただき、私たちもパンを実食しました。
空腹は一番のスパイスという言葉通り、朝から皆と時間をかけて作ったからこそ、きっと本来の味より数十倍美味しく感じられました。
最終審査では、パン作りアドバイザーとして認定して頂いていたにも関わらず、自分のチームが金賞をとれず、なかなか悔しい思いはありましたが、成長の余地があるという事だと捉えたいです。
お母さんにまつわるクイズコーナーでは知らないことが沢山あり、楽しかったです。
今回、お母さんの誕生日会にパン作りをさせていただき本当に楽しい時間を過ごせて、お母さんのための会のはずが自分のほうが沢山の幸せをもらいました。
いつかはパン屋さんを開いてみたいなという淡い理想を抱いており、今日は皆とパン作りが出来たおかげでその疑似体験が出来て、こんなにも早くに夢が叶ってしまい、今の今でもでも胸がいっぱいです。
またこうして皆とパンを頂けるように、なのはなのパン職人になれるように、パン作りの技術をあげたいです。そしてお母さんの好きな米粉パンも作りたいです!
(そな)