
1月25日のなのはな
明日は待ちに待った、なのはなパン作り大会!! お母さんのお誕生日を記念して、明日、お母さんの大好きな、メロンパンとコッペパンをチームに分かれて作ることになりました。なのはなファミリーでパンを作るのは初めて。午後の初めにみんなで家庭科室に集まって、大会の進め方や、材料の割り振り、手順を確認しました。
家庭科室にみんなが集まるのはお正月の時のおせちづくり以来で、特別感がすごくあってワクワクしました。みんなが集まると、実行委員のなおちゃんとあゆちゃんが、お母さんがいつも歌ってくださる『倶に』という歌の替え歌を、パン作りに向けて考えてくれていて、みんなで歌って、お母さん、お父さんを家庭科室に迎えようと言ってくれました。
お母さんとお父さんが来る前に、みんなで歌を歌う練習をしていて、みんなで歌を歌うのはコンサートぶりだな、と感じて、すごくうれしくなりました。お母さん、お父さんが家庭科室に入ってくると同時に拍手で迎え、みんなで手をつないで『倶に』の替え歌を歌いました。その時間がすごく楽しくて、みんなと一緒に歌を歌えたのもすごくうれしかったし、何より、お母さんが素敵な笑顔で歌を聞いていてくださって、その笑顔から私はものすごく幸せを感じました。
みんなと手をつないで歌を歌ったとき、隣の子からの手から、みんなの歌声から、すごくうれしくて楽しい気持ちが伝わってきて、その空間が本当に幸せであふれていました。
歌を歌った後は、パン作りの手順を確認しました。実行委員さんがあらかじめ調べて、まとめてくれていて、その資料を見るとパン作りのむずかしさを改めて実感しました。発酵は2回。パン生地をこねる、という作業にも手の動かし方がたくさんあって、料理をあまりしたことのない私は、「こねるとは具体的に何をするんだろう……」と感じました。他にも3回に分けて入れながら混ぜる、とか、ガス抜きをしながら丸めるとか、言葉では何をするのか想像することもできない工程ばかりでした。
しかし。パン作りの達人、そなちゃんがなのはなファミリーにはいます。そなちゃんにたくさん聞くと、丁寧に1つずつ教えてくれて、その姿がすごくかっこよかったし、本当にすごいなと感動しました。そなちゃんのおかげで何とか、パン作りを理解することができ、一安心しました。そなちゃんがいなかったら、全然理解することができなかったので、そなちゃんにチームのみんなで「ありがとうー!!」と言い合う時間もすごく温かくてうれしかったです。
その後はチームごとに、材料を量って容れ物に分けました。強力粉や薄力粉、イースト菌など、私には初めて扱うものばかりで、これでパンができるって本当にすごいなと思いました。チームのみんなと協力しながら材料を量る時間が、普段の畑作業とはまた違った楽しさがあってうれしくなりました。
材料をあらかた終わらせると、パンを並べるプレートのデザインや、役割分担、パンにつけるポップを作ったりしました。私はコッペパンを作る担当になり、うたなちゃんと一緒にコッペパンのデザインを考え、コッペパンに名前をつけた時間がものすごく楽しかったです。
私は今まであまり料理をしたことがなく、もちろんパンも作ったことがなかったので、すごく不安ではありますが、チームのみんなと一緒に協力して楽しく作れたらいいな、と思います。明日は大好きな、なのはなのお母さんのお誕生日会。お母さんが楽しくてうれしい1日だった、と思える1日にできたらいいな。お母さんに愛情をたくさん込めて、感謝の気持ちをたくさんこめて、世界一美味しいパンを作ります!!
(ゆうな)