1月22日(水)「上り坂ではコメントを回して。フルメニュー2日 & 金時太鼓、練習の日」

1月22日のなのはな

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 加茂郷のマラソン大会へ向けて始まった、フルメニュー4日目でした!
 今週は、梅の木コース2.5キロを毎日、走っています。皆で列になり、マラソン練習実行委員さんの時速8キロに合わせて走ります。皆で、「いち、に、いち、に」と声を出し那岐山や畑の景色を見て走るのは、とても気持ちがよく、すがすがしい気持ちでいっぱいです。
 最初は平坦な道なのですが、後から上り坂がやって来ます……!
 坂は、「きつい、もう止まりそう」と思うときもありますが、「みんながいるから大丈夫だ!」と思うと、何とか、坂も乗り越えられます!

 

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 景色を見ているうちに終わりが近づいてきて、最後の一番きつい上り坂が来ます!
 ですが、最後の坂には、私達が“お題回し”と呼んでいる、お楽しみの時間があります。今日のお題は、「もしもオリンピックに出るなら、なんの種目をしたいか」でした。みんな本当にいろいろな種目で、中には自分で作った「布団たたみ種目」などと、お題を言っている人もいて、とても面白かったです。

 

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 お題回しをしているうちに、きつい坂も終わり、最後に見える、凄く綺麗な光景が、気づいたら見えていました。そして、最後はクールダウンでスキップをし歩いてフルメニューは終わりました!
 景色を見たり、コメントを回して走っていると、一瞬だな、と思えるほど楽しく、フルメニュー後も気持ち良い気分で作業に向かえます。
 4月20日のマラソン大会に向けて、また明日も、気持ちと身体を作るためにフルメニューを頑張ろうと思います!

(かのん)

 

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 毎週水曜日になると、朝起きたときから、(今夜は太鼓に行けるんだ)と嬉しくて、1日中、楽しみな気持ちでいられます。
 夕食を食べ終えると、撥を片手に足取り軽く、車へ駆けていく。毎週水曜日の夜の、金時太鼓メンバーの決まった光景です。

 今夜もホールへ着くと、勝央金時太鼓保存会会長の竹内さんが迎えてくださいました。初めに竹内さんとみんなと少し談笑をしてから、恒例の準備体操から練習がスタートです。
 この日は今週末に勝央文化ホールで開催される演奏会に向けて、ステージ上は音響反射板が下りていて、普段とは違った景色が広がっていました。そのなかですが、快くステージを使わせていただき、いつも以上に音が響くなかを、11人のメンバーで思い切り太鼓を叩いてきました。

 

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 この日は、自主練習の日でした。自分たちだけでも、竹内さんに指導していただく時間のように密度の濃い練習にするために、一人ずつ、どんな練習をしていきたいかを言っていきました。

 多かったものは、今年度に入って練習を再開した『あうん』の練習。その他にも基礎練習や16分音符の練習をしたい、という声も上がりました。それらを全てまとめて、『風の舞』から1曲ずつ、見直していこうということになりました。

『風の舞』は初期メンバーから継続して演奏している曲ではありますが、コンパクトにまとまってしまっていて、迫力やダイナミックさに欠けることが課題として上がりました。
 そこで見た目から変えていくために、音の強弱に合わせて腰を落とすところはしっかり低く落とすこと、撥の角度や上げたときに向きなど、細かいディティールを改めて徹底することを意識しました。それだけでも印象が大きく変わる、と演奏を前で聴いてくれていたかにちゃんが話してくれました。

 また、『風の舞』という曲名だけに、演奏を聴いた人にも景色が思い浮かぶように、自分たちのなかでもフレーズごとにどんな風なのかをイメージしながら叩こうということになりました。そういう気持ちをもって演奏をすると、どのパートがメインなのかを明確に持てることと、盛り上がりとなる長胴太鼓ソロのフォルテッシモの「強」の音が出しやすくなるように感じました。
 演奏し慣れた曲だからこそ、ディテールを大切にして、進化し続けられる1曲にしていきたいです。

 

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 続いて『わかば』に移りました。『わかば』では長胴太鼓の16分音符での連打が課題です。「16分の練習がしたい」という声もあったため、全パートで基礎練習として16分を徹底して詰めました。4チームに分かれて、16分音符を回していったのですが、そこで弱点がはっきりわかりました。

 なのはなバンドでドラマーのかにちゃんが教えてくれたアドバイスがわかりやすかったです。それは撥を持つ手に力が入ってしまうと、そこで撥の反動が死んでしまい、2打目の音が小さくなってしまったり、リズムが詰まって転んでしまうということです。
 撥を持つ手の力を抜いて、跳ね返ってくる反動を上手に利用すると良いと教えてもらいました。
 ついつい力んでしまって、撥を持つ手にも力が入ってしまうのですが、かにちゃんのアドバイスを意識して、力を抜いて反動を利用するようにしたら、少し叩きやすくなることを感じました。ですが、まだまだなので、これからマスターしていきたいです。

 

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 最後の20分間は『あうん』に入り、長胴太鼓ソロの5パターンのフレーズを反復練習しました。やればやるほど、「もっと詰めたい」「ここもやりたい」と課題がたくさん見えてきて、2時間の練習だけでは足りなくて、もどかしい気持ちでした。
 でも全身を使って太鼓を叩くことが、本当に気持ちが良くて、スカッとします。
 太鼓を叩くほどに太鼓の楽しさや魅力に心が満たされて、太鼓っていいなぁと毎週のように感じます。

 今日改めて見つけた、個々の課題や全体の課題をしっかり書き出して、クリアして次のステップへ上がっていきたいと感じられる自主練習になりました。
 これからも太鼓という手段を使って、気持ちも身体も成長していきたいです。

(るりこ)

 

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〈桃の剪定メンバーは、早朝から午前、午後と1日を通して剪定を進めています。この日は、新桃畑、夕の子畑の剪定を進め、奥桃畑に入りました〉
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〈花壇にはパンジーの花が咲いています〉