1月19日(日)「走り出した日! 津山加茂郷フルマラソン全国大会へ向かって」

1月19日のなのはな

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 4月20日に行われる、『津山加茂郷フルマラソン全国大会』に向けて、私たちも走り出します。
 フルマラソンを完走する為に、なのはなファミリー内で「フルマラソン実行委員会」が結成され、実行委員さんが立ててくれた計画に合わせて、フルマラソンを走るのに必要な心と身体を作っていきます。

 フルマラソン大会に向けての、練習1日目のこの日。朝から明るく晴れてポカポカとした陽の中、梅の木コースのランニングに出かけました。

 また、その前にはみんなで体育館に集まり、ラジオ体操や腹筋・背筋・腕立て伏せ等の筋トレメニューも行いました。
 ウィンターコンサートが終わり、お正月、成人式と怒涛の年末年始が過ぎた今、これからの時期はマラソン練習と畑作業、そして長期ミーティングが待っています。
 1か月ぶりにラジオ体操をすると、それだけで肩の重さが解消され、お正月に休んでいた身体がシャキッと整ったように感じました。

 

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 そして、お待ちかねのランニング。梅の木コースの道のりは、約2.5キロ。坂を下り、最初に見えるのが真っ白な帽子をかぶった那岐山です。
 吐く息は白く、まだ手の指先も冷える中、走り出すとすぐに身体が温まり、頬が紅潮します。

 

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「いち、に。いち、に」
 ただ、走ることが、こんなにも気持ちいいなんて。こんなにも前向きになるなんて。

 なのはなファミリーに来るまで私は、走ることが嫌いでした。短距離も速く走れなければ、長距離も体力気力共に持続できず、なるべく走ることを避けてきました。
 でも、みんなと走るマラソンはとても楽しいし、走っていると自然と元気が出て、笑顔になります。

 

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 また、今日が梅の木コースを走るのが初めてという人も多く、「え、この坂を登るの!」「え~~、坂が……」という声もあちらこちらで聞こえたのですが、初めて走るメンバーも最後まで一緒に走り切ることができました。

 なのはなファミリーのマラソン練習はいつも、すぐそばに仲間がいます。
 また、各コースごとに出現する坂道の時には、恒例の「お題回し」が待っています。この日のお題は、「フルマラソン大会に向けての意気込み」でした。

「心と身体を強くする」
「全員、完走目指して頑張るぞ!」
「本番に楽しく走れるような練習をする」

 一人ひとりの意気込みを聞いて、復唱するだけで、この仲間と走れることが心強いと感じました。

 

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 フルマラソン大会当日まで、約3か月。1日1日の練習を積み重ねて、マラソンに向かう3か月で今いる仲間とさらに、身体面でも精神面でも一段階上に登れるよう、頑張ります!

(ななほ)

 

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〈永禮さんが来てくださり、黒大豆の脱粒をすすめました!〉

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 日がよく差していて、暖かく、気持ちがいい中で白菜の手入れをしました。植え付けの時からは想像もつかないほど白菜の葉がしげっていて、大きくなっていたことが嬉しかったです。

 今日の手入れは防除前に水で虫を洗い落とす作業、防除、白菜縛りと盛りだくさんでした。午前中は、さやねちゃんとかのんちゃんと3人で入り、かのんちゃんが水やりをしてくれることになりました。かのんちゃんが、水やりが初めて! と教えてくれて、初めての作業の時に一緒にいさせてもらえたことが、とても嬉しかったです。虫を洗い落すことが目的だったため、通常の水やりよりは少し水圧強めで、服や長靴が濡れて大変だったと思うのですが、かのんちゃんが、楽しい! と笑顔で、ずっと丁寧に水で流してくれていて、かのんちゃんの姿が本当に綺麗でかっこよくて素敵だなと思いました。

 

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 午後は4人で防除、白菜縛りからスタート。さやねちゃんが防除をしてくれている間、3人で霜対策の白菜縛りをしました。
 そこからは、どうしたらスピーディーに、より多くの白菜を縛れるかと試行錯誤の連続でした。すにたちゃんとかのんちゃんと、このやり方が早いと思うんだけど、どう思う? とお互いに早いと思う方法を考え続けて出し合えた時間がとても楽しかったです。

 すにたちゃんがタイマーを持ってくれていて、実際にどの方法が早いかと時間を図ってみました。
 1つ目は、それぞれ一人で縛る方法で、これは5分で31玉でした。
 2つ目は、すにたちゃんが葉をまとめてくれ、2人がそれぞれ別の畝で縛っていくという方法で、5分で32玉でした。
 どちらの方法で作っていくか悩んだのですが、みんなを近くに感じて一緒に作業した方が早くなってきそうだねということで、2つ目の方法でしました。

 

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 最初はやりやすいシステムを整えるのに時間がかかりましたが、慣れてくると本当に早く縛れるようになってきて、どんどん縛り終えた白菜が並んでいき、とても嬉しかったです。作業するにつれて、すにたちゃんと息があってきて、次の玉、次の玉とスッスッと進んでいったのが本当に気持ちよくて楽しかったなと思います。

 

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 今日は14畝中8畝を縛りきることができました! 時間が足りなかったり、スズランテープが足りなかったりなどで、全て縛りきることができなかったのはとても悔しかったのですが、ネット掛けも全部することができてよかったなと思います。
 頭と体をたくさん使って、協力し合ってした作業がとても楽しかったです。

(あや)

 

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 イチジクの冬剪定をしています。
 第1弾の今回は、なのはなで育てているイチジクの4品種のうち、バナーネを除く、蓬莱柿、桝井ドーフィン、ブラウンターキーの3品種の剪定です。

 今季は、剪定の方法をお父さんに相談し、多くなってしまった枝数を絞って、主となる枝を3、4本に剪定することにしました。
 残す枝も、収獲のときに実のつく位置が高くなりすぎないように低い位置まで切り詰めます。

 

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 みつきちゃんと、剪定をする木に向き合い、まずどの枝を残すのかを考えていきました。
 枝の伸びる方向、枝の太さや木肌の状態、その枝から伸びている前年枝の勢い。
 木全体のバランスを見て、どの枝を残そうかと考えていくのが、難しいけれど、面白いと思いました。
 残す枝も低い位置で切り詰めると、丸裸になってしまったような心もとなさを感じるくらい、木がすっきりしました。

 剪定は、全てが選択で、深い潔さが必要だと改めて感じました。大胆に切ることが少し怖い気持ちも、思い切りを持って切り進めていくうちに、そうやって決断して実践していく面白さと気持ちよさに変化していきました。

 

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 木がすっきりすると、自分の気持ちまですっきりしていくように感じました。イチジクの生命力を信じて、この木の春の姿、秋の姿、実のなった様子を楽しみに、切っていきました。
のこぎりで枝を切るとき、その音や振動に、木の存在を近く感じて、それも嬉しかったです。
 次は、2月にバナーネの剪定、そして剪定した枝の挿し木を進める予定です。

 今回剪定した木が、どのように芽吹き、枝を伸ばしていくのか。どんなふうに実をつけるのか。
 なのはなのイチジクのノウハウや経験を確かに積み上げていけるように、今回の剪定を良いものにしていきたいです。そして、イチジクの成長を楽しみながら、これからの手入れをチームのみんなと頑張りたいなと思います。

(ゆず)