
1月17日のなのはな
落ち葉堆肥のための、落ち葉集め第2回戦!! 昨日に引き続き、今日も永禮さんが来てくださり、多人数で、車で30分ほど先の大井が丘へと向かいました。
昨日は大井が丘に着くと、地域の方が落ち葉を大量に集めてくださっていて、その落ち葉をひたすらダンプトラックに乗せていったのですが、今日は、まっさらのところからスタート。みつきちゃんやまえちゃんが熊手を使って、すにたちゃんとかのんちゃんがクワを使って、道路わきにたまっている落ち葉や、斜面に大量に雪崩ている落ち葉をかき集めていってくれます。
それ以外のみんなでテミを使ってひたすらかき集め、ダンプトラックに乗せていきます。私は昨日の反省から、寒いからと言って着こむと動きづらいし、暑くなるので、薄着になって作業をしました。
かき集めてくれた落ち葉をテミいっぱいに詰め込んで、ダンプがあるところまで全力で走ってのせに行きます。ただそんな単純な作業なのですが、それがものすごく楽しくて、みんなと走れることがものすごくうれしかったし、ダンプの上でテミを受け取ってくれる子とも、「はい!」という掛け声をしながら受け渡しすることができて、みんなで一体となっている感覚が、とても楽しくなりました。
溝に落ちている落ち葉をかき集め、テミにわんさか入れていると、ふと、なのはなに来ていなかったらこんなことは絶対に経験できないし、できなかっただろうと思いました。溝に埋もれている落ち葉は少し砂や泥が混じっています。なのはなへ来る前に潔癖症状があった私はきっと触ることができなかっただろうし、触ることもなければ、この楽しみも味わうことができなかったと思います。ここにきて落ち葉なんかへっちゃらで触り、顔にかかっても落ち葉を思いっきり浴びても、なんでも楽しくて落ち葉を体中で味えるのがうれしくてたまりませんでした。みんなと一緒に身体を動かしながらたくさん落ち葉を拾い集めできるのがうれしくて、何があっても楽しさしか感じませんでした。
落ち葉はあっという間にダンプトラックいっぱいになり、荷台からこぼれ落ちそうになっていました。まえちゃんが、「みんな乗って落ち葉を踏むんだー!」と言って9人くらいがトラックに積まれた落ち葉の上にのって、落ち葉を鎮圧し始めました。
私も一緒になって落ち葉をひたすら踏みました。一斉に1・2・1・2の掛け声で足踏みをします。その時間がものすごく楽しくて、一般の人からは考えもできないような光景だろうなぁと思いました。そのダンプの上からの景色はものすごくきれいで、周りは自然で囲まれ大きな木が立ちはだかり、落ち葉の甘い香りがほんのり感じられます。その景色と香りに心が癒され、「ああ、自然っていいな」としみじみ思いました。
落ち葉を踏むと鎮圧されて、あともう少し、落ち葉の入るスペースができます。スペースができると落ち葉をまたかき集めて入れていきます。ラストスパートだから頑張ろう、とみんなで声を掛け合って、私は最後まで全力を出し切りました。
みんなでかき集めると本当にあっという間で、すぐにダンプトラックいっぱいまで落ち葉が溜まりました。全力で動いた後、ものすごく達成感を感じました。やっぱりみんなと全力で動くって楽しいなと改めて実感しました。
ためた落ち葉は古吉野なのはなのすぐそばの畑に運ばれました。トラックから落ち葉がおろされる時の光景は昨日も見ているはずなのに、目が丸くなるほどに圧倒されました。トラックが傾き、大量の落ち葉が雪崩になって畑に落とされていきます。その光景が本当にすごくて迫力があって「うわああああ!!」という言葉しか出ませんでした。何度も見ている子たちは慣れた様子で、初めて落ち葉堆肥をする子がびっくりする姿を面白がっていて、こんな光景が当たり前のようになってしまうなんて、さすがなのはなだな、と感じました。
気がつけば、落ち葉集めはあっという間に終わっていました。昨日今日と協力してくださった永禮さんが最後、飛び切りの笑顔で「また来ます」と言ってトラックに乗って帰っていきました。最後みんなで手を触れた時間も暖かくてうれしかったです。優しくて、キラキラした永禮さんの笑顔を見るとすごく元気をもらって、来週の落ち葉堆肥も頑張ろうという気持ちになりました。
今日、みんなと落ち葉堆肥づくりの準備をして、本当に楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。みんなと一緒にたくさん動いてたくさん落ち葉を集める。それだけなのに、それがものすごく楽しくて時間はあっという間でした。全力でみんなと集めた成果がトラックの中に大量にのせられていて、その多さに達成感と喜びを感じました。みんなと全力で動くことがどれほど楽しいか、みんなと協力することがどれほどうれしいか、実感する1日でした。
みんなと一緒なら全力で動くことも怖くないよ、と教えてくれたような気がします。作業中のみんなの笑顔と一緒に映る、たくさんのきれいな落ち葉が今日のハイライト。来週の落ち葉集めも、みんなと一緒に全力で頑張りたいです。
(ゆうな)
桃の剪定作業は、130本ある、なのはなの桃の樹のうち、およそ4分の1弱の剪定が進んでいます。これまで、清水白桃、浅間白桃、白鳳、白皇と品種をめぐってきて、今日から加納岩白桃の剪定に入りました。畑も、開墾26アール畑を終え、開墾17アール畑へと移りました。
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勝央町三味線教室で三味線を学んでいるメンバーは、夜、勝央町公民館へ練習に出かけました。18日は、勝央町公民館の大ホールにて、津軽三味線奏者福居一大さんによる演奏会「疾風の宴」が開かれます。
勝央町三味線教室に通っているなのはなのメンバーも、このコンサートで、『勝央音頭』『勝央ヤットサ節』を演奏します。勝間田天神祭や勝央町金時祭などで馴染み深い勝央音頭ですが、今回は、約20名が一斉に演奏するため、より迫力の増した、味わいのある曲になっていることや、演奏できることへの嬉しさを、三味線を練習している人が話してくれました。