1月8日のなのはな
須原さんに教えていただきながら、二ホンミツバチの巣箱作りが始まりました。
底板、待ち箱2段、すのこ、蓋を作り、順に重ねて重箱式の巣箱を作ります。
今日は、待ち箱作りを進めました。
須原さんが卓上ノコで切ってくださった、厚さ265ミリの杉板を組んで、四角い枠にする工程をしました。
隙間があり巣箱内に光が漏れるとミツバチたちは嫌がるそうです。クランプを使い、板と板を挟み、ハンマーで微調節して、ズレがないようにしてビスで固定しました。はじめからビスを打つとズレやすかったのですが、須原さんが、ドリルで下穴を開けると良いと教えてくださり、ドリルを使うとズレなくなりました。
昆虫をテーマとした、昨年のウィンターコンサートに向かう過程で、私たちは、農薬や除草剤などが虫に及ぼす害を学びました。また、実際に、作物の受粉を助けてくれるミツバチが近年、極端に減っているために黒大豆が不作であったりと、農業をしながら、虫が減っていることの影響を身に迫った問題として感じています。
ことしは、虫たちに優しい農業、桃作りの形を模索しつつ、養蜂に挑戦し、ミツバチたちに受粉を助けてもらいたいと思っています。
いまは、30個の巣箱を作る予定です。これからも引き続き進めていきます。
(さくら)
〈雪がちらつく、冬らしい1日でした〉
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ウィンターコンサート以来、久しぶりに訪れた勝央文化ホールは、懐かしくもあり、つい2週間余り前に、たくさんのお客さんに見守られ受け取っていただきながら力を尽くして表現した舞台に立っていることが不思議に感じられました。
2025年、今年最初の、金時太鼓の練習日でした。これから、毎週水曜日の太鼓練習が再び始まります。ホール館長であり勝央金時太鼓保存会会長の竹内さんが、私たちが楽しんで太鼓を叩き上達できるようにと、いつもご指導くださいます。練習場所であるホールへ、こんな暖かく安心した気持ちを抱いて向かえるのは、竹内さんがいてくださるためでもあります。
11月に出演した、岡山県和太鼓連盟コンサートや、12月のなのはなファミリー ウィンターコンサートへ向けて、太鼓メンバーは専ら『那岐おろし』を練習してきましたが、また新たな気持ちで臨んだこの日の練習では、初心にかえり『風の舞』『わかば』を、以前とはメンバーを違えた編成で練習しました。
竹内さんが、場面を区切りながら演奏や打ち方を見てくださり、休憩時間には、和太鼓のパフォーマンスを行なっている様々なグループやその歴史などを、たくさん話してくださり、また私たちも、コンサートからこちら、年末年始のエピソードや楽しかったことについて、竹内さんにお話しし、聞いていただけることが、とても嬉しかったです。
今年も、精一杯、太鼓に向かっていきます。