「元旦の朝」 のりこ

1月1日

 元旦の朝、お節をみんなでいただきました。どれも、とても美味しかったです。数の子や伊達巻など今まで食べられなかったおかずも美味しく食べられて嬉しかったです。昨日もカキを食べることができて嬉しかったのですが、周りの人が、私が食べられなかったものを食べられるようになったことをとても喜んでくれて、そのことがまた嬉しくて嬉しさが倍増します。

 朝食後はお父さんのお話や、お屠蘇を頂いたり、抱負を述べる時間があり、その時間がとても有難い時間でした。お父さんが一人ひとりに、その人に合った返事をしてくれるのがとても嬉しい気持ちになりました。みんなの抱負を聞いていると本当に心が正される思いがします。みんながそれぞれ一生懸命生きているんだなぁと思い、自分もそうありたいなぁと思うことばかりでした。お父さんの横で、お母さんがずっと優し気に微笑んでいる姿があって、一人ひとりをとっても温かい目で見てくださっているんだなぁと思い、とても安心したような幸せで温かい気持ちになりました。元旦の朝をこんなに幸せで満たされた気持ちで過ごすことができて本当に嬉しかったです。

 その後は元朝詣りに行きました。行き返りの道中は、ももかちゃんやすにちゃんと話ができたことがとても嬉しかったです。2人が本当に優しくて純粋で、私も2人を見習わなければなぁと思います。お詣りをするとやはり神聖な気持ちになります。神様が喜ぶような生き方をしなければいけないなと思います。私は弱い人間なので、逃げそうになったり、甘えそうになったり、間違った考えに陥ってしまったりすることがありますが、そういう時はいつも神様が見ているぞ、と自分に言い聞かせて、正しい方向に進んでいきたいと思います。

 お相撲も楽しかったし、たけちゃんが嬉しそうで、とても可愛くて良かったなぁと思います。永禮さん方も獅子舞に来て下さって、初めて獅子舞を見させてもらって有難かったです。夜の福笑いもとても笑いました。お父さんが真剣になりすぎて怒っている様子も、とても面白かったです。作業にしろ遊びにしろコンサートにしろ、何をするにも真剣なみんなが、とても素敵だなぁと思いました。