12月28日(土)「お正月準備、本格スタート & すべて身近な材料で。門松作り」

12月28日のなのはな

 お正月まであと3日!? 朝食の席で、今日が28日という言葉を聞いて驚きました。今日からお正月に向けて、おせち作りや遊びの準備が始まって、ようやく年末という実感が湧いていてきています。

 今日のおせち作りは、準備から始まりました。私たちのチームは伊達巻と、三が日の副菜となる白菜サラダ風を作ります! おせちの中なら、特に伊達巻を作ってみたいなと思っていたので、今回作らせてもらえることが嬉しいです。玉子を焦がさずに綺麗な黄色になるよう作るのは、とても難しそうだなと思うのですが、チームのみんなと協力して、ふわふわで綺麗なだて巻き玉子を作りたいです。

 今日は必要な食材や調味料を揃え、調味液を作るなどの準備をし、残り時間はお正月遊びの準備時間としました。

 

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〈独楽回しや羽根つき、書き初め、百人一首の他にも、今回のお正月で始めて行なう、「なのはな大相撲 初場所」の企画や、新春紅白歌合戦など盛りだくさんのお正月。企画力を養う大切な機会でもあります〉

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 今回、実行委員をする、お正月遊びは二人羽織と福笑い。とても盛り上がりそうで、楽しい遊びで、準備の段階からとてもわくわくします。

 なのはなの二人羽織は、お箸で豆をつまむ豆掴み大会が恒例と教えてもらいました。豆掴みに特化した大会になるほど、豆を掴むことが楽しくて、盛り上がるのかと思い、みんなで遊んでいる様子を想像しただけで、とても楽しみになりました。

 

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 昨年のルールから新たな部分を作れないか、みんながより盛り上がるルールはなにかと考える時間が楽しかったです。対決にしたり、運要素を入れたりと次々と案が上がってきました。ペットボトルに豆を入れていくゲームについて上がってきた案の一つには、りなちゃんの、
「相手が勝ちそうだと思ったら、唐辛子をペットボトルの中に入れて、そのペットボトルの豆の点数をすべて無効にする」
 というものもあり、驚きや面白さが盛りだくさんのルールがたくさんありました。これからどんなルールで遊んでいくかが決まっていくのが楽しみです。

 福笑いは去年のパーツを見せてもらったり、どんなルールで遊んだかを教えてもらいました。どのお題の顔を作ったかみんなに当ててもらうというルールの回もあって、本当に面白そうでした。今まで遊んだことのないルールで、みんなで遊べるのが楽しみでわくわくします。

 

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 みんなで笑い合って、暖かい空気の中、お正月を過ごせるのだと思うと、今から胸がとても暖かくなって、わくわくとした気持ちでいっぱいになります。
 みんなで楽しいお正月を過ごせるよう、おせち作りや遊びの準備をがんばっていきたいです。

(あや)

 

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 年末年始の準備で、お節作りやお正月遊びの準備が今日から本格的に始まっています。
 新しい年を迎えるにあたって、もう一つ欠かせないものといえば、門松です。

 なのはなファミリーでは毎年、門松も手作りしていて、年末年始の間、玄関の入り口に大きな門松を2つ、飾ります。新年は、みんなでその門松のあいだに並んで写真を撮ります。

 

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 今日は、須原さんとさくらちゃんと一緒に門松作りをしました。私は初めての門松作りだったのですが、一緒に作っていくことができて、とても嬉しかったです。

 最初に、門松のメインとなる竹を、竹林までとりに行きました。歩いて行ける距離の場所に、竹を取らせていただける場所があることがとてもありがたいなあと思います。門松で使う竹は、1年目の竹ということが決まっていると、須原さんとさくらちゃんに教えていただきました。竹林に入ると、立派で太い竹がたくさんあります。その中でもひときわ神々しく輝いて見える竹が、1年目の竹だということが一目見て分かりました。1年目の竹は節の部分が白くて、竹全体に白い粉のようなものがついていて、2年目以降の竹との違いがあるのが不思議で面白いなと思いました。

 

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 今年は1年目の竹が少なめだったのですが、真っ直ぐで丁度良い太さの竹を3本、門松用にとりました。今日はすごく天気が良く、お日様の暖かさを感じる中で、その竹を須原さんとさくらちゃんと一緒に担いで、せっせと古吉野まで運んで帰るのも、とても楽しかったなあと思います。

 持って帰ってから、竹を門松用の長さにカットし、先端を斜めにカットしました。節に部分的に少しかかるくらいの所で切った断面は、竹が微笑んでいるように見えることから「微笑み竹」と呼ばれているそうです。私は今まで「微笑み竹」と呼ばれているのは知らなくて、今日初めて教えていただいたのですが、今まではただ単に門松として見ていた竹が、それを知ってからは、見る度に3人組が微笑んでいるようにしか見えなくなって、ものすごく可愛いなあと思いました。

 

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 門松の3本の竹の長さにも比率があり、そういうふうに門松のことを知りながら作っていきました。
 午前の最後には、竹をバーナーであぶり、そうすると竹の油で竹が本当に綺麗でつやめいた緑色になっていきました。売り物のような美しい竹になって、すごく嬉しかったです。

 午後からは、竹の他に、門松に飾るものを集めに行きました。松や梅、笹、苔など、門松には竹以外にもたくさん使われているんだなあと改めて感じました。

  竹 成長が早いので、生命力・繁栄の象徴として飾られる。
  松 神様が宿る木とされていて、1年中緑の葉をはやしていることから縁起の良い木と言われている。

  梅 寒さに強く、1年で初めに花が咲く木として年の始まりを意味する。

  葉牡丹 葉がふりふりと重なることから、良いことが重なるという意味。
  南天 難が転じる。

 というふうに、それぞれに意味が込められていることなども、集めながらさくらちゃんが教えてくれて、それぞれの材料を集めに回る時間が楽しかったです。

 

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 松は、たけちゃんハウスから。梅は梅林から。南天は古吉野なのはなの木から。葉牡丹は園芸部さんが育ててくれている……。気づいたら、門松に必要なものが全て身近にあって、全て自分たちで集めたもので門松を手作りできることが、すごいなあと思いました。

 

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 あと半日あれば、最後の飾り付けまで終えられそうで、門松を完成させられることが、とっても楽しみですこうして日本らしい年末年始を迎えられることが、ありがたいなと思いました。立派な門松を作って、みんなにも喜んでもらえることを楽しみに、頑張りたいです。

(よしみ)