12月23日(月)「行ってらっしゃい! 行ってきます。 ―― 場所は違っても、ずっと繋がっている家族 ――」

12月23日のなのはな

 
   ウインターコンサートが終わって、また新しい1日が始まりました。

 たくさん応援してくださり、手を貸してくださったゲストの方々が、古吉野を出発して行きました。
 大竹さんや正田さん、まゆみちゃんご家族が出発される前に、なのはなのみんなでぎゅっと集まって、写真撮影をしました。
  

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 一緒に過ごすことができた時間があっという間のことで、「もっと一緒に過ごしたかった……」と寂しい気持ちもあったのですが、このコンサート当日のために、わたしたちのためにと、時間を作って来てくださったことが、本当にありがたくて嬉しかったなと感じました。
 ゲストの方々と、「次は何のイベントに来てくださいますか?」「お正月までここに居てくださるんですよね?」

 そんなふうに話をして笑い合ったり、ゲストの方々が、
「なのはなで過ごした時間が楽しかったです」「次は泥んこ運動会に参加しにきます!」と返してくださって、笑顔で出発されていって、とても嬉しかったです。
  

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 離れていても、気持ちが繋がっていて、仲間で居ていただいているから、寂しいはずのお見送りも、なんだか夢があって、あたたかい空気に包まれていました。
「またすぐ帰ってきてください!」と大きな声で手を振っているとき、わたしも次に会うときまで、自分のできることを頑張ろう、とパワーをもらいました。

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 コンサートの片付けも進めました。コンサートで使った大道具や小道具を解体したり、元あった場所に戻していきました。
 わたしは、すにたちゃんと一緒に、昆虫会議のシーンで使われたグラフボードを運んだり、昆虫の衣装を運んだりもしました。わたしは背中に蛾の羽を背負って、すにたちゃんはフンコロガシの甲羅を背負って、まだコンサート気分が味わえるようで、楽しかったです。
  
  

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〈大道具倉庫には、歴代のコンサートの背景もたくさん収納されています。整理しながら、今回の大道具もしまってゆきました〉

  
 最後に、大人数のみんなで舞台背景の部品の積み下ろしをしました。
 須原さんやさくらちゃんが見てくれて、もみすり機倉庫の後ろのスペースに、足場やパイプ、階段などが次々収納されていきました。あんなに大きかった舞台背景が、こんなに小さく収められていってしまうことに、驚いてしまいました。

 今日が終わって、1日遅れで、やっとコンサートが終わったという実感があります。
 コンサートの作文も書き始めて、胸がいっぱいで「何から書こうか……」と感じています。コンサートまでの過程、そのなかで感じてきた気持ちをしっかり振り返って、自分の心に落としていきたいです。
 コンサートが終わって、ここからが始まりです。コンサートで見つけた答えをこれからの生活に繋げていきたいし、前を向いて、1日1日を全力で過ごしていきたいです。

(みつき)
  

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〈ウィンターコンサート当日、税理士であり私たちにとって簿記の先生である村田先生から届いたお花で、今は古吉野なのはなの玄関が華やかに彩られています〉
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〈ウィンターコンサートが終わり、畑では野菜たちが私たちを待っていました〉
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〈第一鉄塔上畑で育てている白菜は、収穫が始まりました〉
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〈気温に合わせてビニールをかぶせたり、取り払ったりし、野菜を守っています〉

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〈ホール入り期間中、朝晩の防寒ビニールの開閉のほか、野菜の手入れはお休みしていたのですが、そんな中でも野菜たちは元気に育ち、収穫されることを待ち望んでいました。コンサートは終わってしまいましたが、これからなのはなファミリーではお餅つきや年末年始の行事が待っています〉