
12月18日のなのはな
ホール入り3日目のこの日、午前中に前半、午後に後半の通し練習をしました。
体育館で練習していた時と、勝央文化ホールのステージでは客席からの見え方が少し異なるため、立ち位置や出はけのタイミングなども変わってきます。
昨日の練習で確認した場ミリや出はけの動線を踏まえ、実際に通しをすると、さらにまた良くできるところや改善していきたいところも見えてきました。
劇で伝えたいことがお客さんに伝わりやすいような目線や身体の向き、ここしかないという間の取り方。全員の気持ち、舞台袖の空気が、ステージの粒子となって現れること。スケールの大きな勝央文化ホールのステージにあったダンスのフォーメーション。
全員で繋ぎながら、全員で作るステージ、全員で伝えるコンサートだという意識を高く持ち、ベストな形を、1回で、いつでも作れるよう、練習していきました。昨日よりも今日、今日よりも明日という気持ちで、1人ひとりが理想と意志を持ち、コンサートに向かっていきます。
また、今回の通し練習で出てきた不都合や修正箇所は、その日のうちに直します。夜の時間も、実際にコンサートをするステージを使って、役者やダンサーがそれぞれ、練習を積み重ね、劇やダンス、出はけのディティールを詰めていきます。

今回の通し練習では、調光卓に大竹さんと卒業生のさきちゃん、ピンスポットに白井さんとどれみちゃんが入ってくださり、実際に劇やダンスのシーンに合わせて照明が切り替わっていき、より場面転換がハッキリしていきました。
コンサートに向けて、ボランティアで助けて下さる方や、卒業生の人も、これから続々と帰ってきてくれる予定で、なのはなファミリーのコンサートをたくさんの方に支えていただきながら作り上げていけることが嬉しく、1人ひとりがこのコンサートを通して、少しでも成長できるように、より良くあれるように、真剣に真っすぐに向かいます。

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