12月16日(月)「ホール入り1日目 ―― 舞台背景の設置が完了! & 照明の仕込み ――」

12月16日のなのはな

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 ウィンターコンサート当日まで、残り1週間となりました。コンサートの舞台である、勝央文化ホールでの準備が始まります。この日は、舞台背景と照明の担当者が先んじてホールへ向かい、舞台セットを行ないました。

 朝から、永禮さんが、回送車での搬入のため、駆けつけてくださり、舞台を彩る大道具の数々を運搬することができました。

 

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〈これまで作り上げてきた背景のパネルなどを積み込み、ホールへ出発です〉

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〈これから1週間、私たちのホームグラウンドとなる勝央文化ホール。何もないところから、足場パイプを組み立て、ステージを作っていきます〉

 勝央文化ホールでは、館長の竹内さんや、照明スタッフの田村さんが助けてくださるなか、まず舞台の前面へのエプロンの設置、そしてサスペンションバトンへの照明の吊り込みを進めていきました。

 

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〈舞台の設営では、限られた時間のなかで、効率よく次のセクションへ場所を渡していくことが必要になります。照明の吊り込みの次は、吊り物の仕込み、足場の組み立て、背景の設置へと移っていきました〉
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〈背景のメインとなる、ベネチアの建築物をモチーフにしたパネルがステージに上がります〉

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 今回の舞台背景は、なのはなのコンサート史上、最高の高さです。設置もこれまでになく難しいことが予想され、体育館での事前練習も行ないました。

 須原さんや、舞台背景係のまえちゃん、さくらちゃんの段取りによって、組み立て本番の今日は、これまでのコンサートのなかでもいちばんと言ってよいほど、素早く円滑に作業が進んでゆきました。

 

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 足場パイプを組み、かつダンススペースや、ドレスを着た役者が安全に通れる道を余裕を持って作るために、照明機材の位置や角度の調整もする必要がありました。竹内さんが、場所を確保して、なおかつ照明の効果がきちんと出るようにと、ライトを調節してくださったりと、いろいろな場面で舞台づくりを助けてくださりました。

 

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〈この日、照明スタッフとして仕込みを見てくださった田村さんが、背景への光の当て方などがより良くなるよう、調整してくださいました〉
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〈照明チームは、明日の朝もシュート(ライトの当て方の調整)の続きを行ないます!〉

 

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 古吉野なのはなでは、午前中は、劇で使う大道具や小道具、お客様をお迎えするロビー用品の搬入準備などをし、午後からは、コーラスと楽器練習、最後に、コンサートへ向けての作文書きをしました。

 ビッグバンドで演奏する『Smooth Criminal』は、高い音での連続したタンギングが続き、難易度の高い曲です。トランペットパートでは、卒業生のあやこちゃんと一緒に練習をし、タンギングのコツなどを教えてもらい、音が出しやすくなったことを感じました。あやこちゃんと、今年のコンサートを一緒に迎えられることが、とてもうれしいです。

 最後の最後まで、より良いものに、コンサートに向かっていくこの過程を大切に、仲間を感じ、積み上げていきます。

 

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