12月6日
今日は、午前中に、あゆちゃんとみんなで、Breath Awayと、I see fireの練習をして、午後には、着替えや演奏はほぼ無しで、主に劇だけの通し練習をしました。
Breath Awayの練習の時に、「拍に縛られずに、良いと思うことは、どんどんやったらいい」と、あゆちゃんが話してくれて、それはすごく当たり前のことだけど、怒られないようにとか、良い子ちゃんの安全地帯に逃げてしまう癖のあるわたしには、すごく、ハッとさせられる話で、あゆちゃんの言葉がとても嬉しかったです。
日ごろの生活から、間違えて怒られること、自分評価が落ちることを恐れる、そういった自分を守りたい気持ちから離れて、自分の精一杯で、良いと思うことをやって、違ったら、修正して、どんどん良い人間になっていったらいいんだと思いました。
I see fireでは、あゆちゃんが、和訳の解釈を教えてくれました。
「諦めるな
もしまだ夜が赤く燃えているのならば
諦めるな
もしも深い暗闇が戻ることがあれば
それは仲間たちの死を意味するのだから」
山々の間から炎が見えて、木々を焼き尽くし、街を燃え尽くしていく。
それはすごく危機的な光景だけれど、まだ炎は燃えていて、手遅れじゃない。
もし、炎が消えて、深い暗闇に戻ってしまうことがあったら、それはもう終わりだけれど、炎がまだ見えるのなら、諦めるな。
そう歌っている歌詞が、みんなと同じだなと思ったんだとあゆちゃんが話してくれました。
わたしもみんなも、いつも崖っぷちで、赤く燃えていない夜はなくて、気を抜くこともできない。それは、自分たちが心に大きな欠落を抱えているという面でも、自分たちが生きている地球の環境を考えての面でも、同じだと思います。
でも、わたしも地球も、まだ夜が赤く、燃えているということは、未来があるということなのだと思いました。
戦うことを諦めそうになってしまう時はあるけれど、でも、絶対に、炎を消してはいけなくて、ある意味、山々の間に、炎が見えるということは、希望なのだと思いました。
もう消灯になってしまいますが、通しの後に、お父さんが、再度、この脚本で一番伝えたいことを話してくださりました。
何度も、脚本を読んで、お父さんの大発見を、毎回深めていけるように、時間がある限り、今回きりの脚本を、読んで、自分の回復の地図にしていきます。