【11月号⑱】「からからと唄う長ーいササゲ」みゆ

   
 ササゲの収穫が始まりました。ササゲの収穫では、莢をみて、乾いていて、色が茶色っぽく、からからと音がするものをとっていきます。

 うなぎ取り畑と諏訪神社畑の全面に、ササゲが植わっていて、皆で収穫していきました。私はササゲの収穫が初めてなので、最初のうちは、どのくらいのものをとっていいのか、迷いました。

 最初は手袋をつけて収穫していたのですが、一緒の畝に入って収穫している子から、「素手のほうが、感覚がわかるよ」とアドバイスをもらい、素手で収穫していきました。素手になると、本当に、ササゲの莢の感覚がはっきりとわかり、乾いた感じや、からからという音がはっきりと聞こえてきました。

  
  
 ササゲは比較的足元近くになっていることが多く、見逃してしまいそうになるため、慎重にすすみました。とって、少し進むと、すぐにまた新しく、収穫時期の莢が現れて、取り放題でした。乾いた莢をみつけるたびに、うれしくなりました。これは喜ぶべきか否か、畝じゃないところにまで生えていて、ササゲの生命力の強さも感じました。

 莢一本ではとても軽いササゲですが、量がとれると、米袋がずっしりと重たくなりました。たくさん収穫できて、幸せを感じました。

 

ササゲは天日干しした後、莢出しをします!

   
 小豆の収穫は交番先の畑でとりはじめることができました。小豆の収穫も、私は初めてでした。小豆の莢は、ササゲよりも長さが短かったです。収穫基準はササゲと一緒でした。

 あずきの畑は畝の一本一本がとても長いため、奥と真ん中と手前から、分担して収穫していきました。収穫基準を満たしていないものは、緑色の枝豆みたいに連なってなっていました。小豆もササゲと同様、下のほうになっていることが多く、もともと草丈が低いので、かがんで収穫していきました。小豆は今年は不作だと言われていましたが、次から次へととることができました。

 たくさんとれたので、なのはなでは、ぜんざいにしてくれるとのことで、楽しみです。

 

*ウィンターコンサートの看板づくり

今年のウィンターコンサートは12月22日の日曜日に、勝央文化ホールで開催します!
ウィンターコンサートのポスターが完成し、勝央文化ホールの前に設置する大看板の制作もしました。