11月29日(金)「音楽合宿第10弾、スタート」

11月29日のなのはな

 音楽合宿、第10弾がスタートしました。
 音楽合宿は、もう残り2回。と、コンサートまでの日にちも迫ってきて、今日も一段と活気のある、なのはならしい空気感の中で、1日をスタートできてうれしかったです。

 今日から、食事の「いただきます」の前にみんなで、『You Take My Breath Away』のコーラスをワンフレーズずつ歌おうということになり、1日3回みんなで、コーラスを合わせられる時間がとてもうれしいです。

 本当にこういった小さな工夫、小さなところ、ディティールを大切に常日ごろの自分たちの姿勢から正していくことで、より気持ちが一つになっていくことを感じます。

 

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〈隙間時間には、楽器の練習を進める音がどこからか聞こえます〉

 

 今日の音楽合宿では、久しぶりにOMTをし、その時間がとてもうれしかったです。脚本を読んでの自分の思ったこと、深まったこと、気づいたこと、それを全部口に出して、言葉にすることで、頭の中では、理解してはいたけれど、もっともっと奥深く感じるもの、得るものがあって、話せば話すほど、自分の気持ちが次から次へと出てきました。本当に、自分はこうありたい、伝えていく側として、発信し続ける人として、誰もが生きやすく、お互いのために協力し合い、助け合う世界を本当に実現していきたい。そう、いろんな気持ちがわきでてきて、それを言葉にして、お互いに聞きあい、共感しあい、深めていけた時間がとてもありがたくて、うれしかったです。

 

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〈音楽室ではバンドの練習をし、コンサートで演奏する様々な曲を合わせていきました〉

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 午前中は初めにコーラスで変更した音の確認、コーラス練習をしました。
 コーラスはまなかちゃんが見てくれて、
(この音は、こんなイメージをもちたい)
(ここはもっと見ているお客さんをぐっとつかむような感じ)
 そう、一つひとつの歌詞の意味や、その歌詞で伝えたいこと、表現したいこと、声の音質――ここは、透き通って響かせる、ここは、太くて芯のある深い音にしたい、など――細かく、まなかちゃんが実際に声に出してお手本を見せてくれて、実際にやって見せてくれると、自分の頭の中で、どういう音が出したいかという“理想”が明確にできて、そのおかげですごく音が出しやすくなりました。

 図書室のなかで、たくさんの仲間を歌うのがとても気持ちがよくて、その温かさと空気感がとっても、コンサート前の合宿期間だなって思ってその時間がうれしかったです。

 

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 そのあとの練習では、おもに、ダンスをみんなで詰める時間をもらいました。
 あけみちゃんが、前から見てくれて、細かく、角度や、自分たちがあいまいだったところも明確にし、そろえていきました。
 みんなで細かな部分までカウントをそろえると、本当に前から見てもダンスが見やすくなったり、まとまりがある、ということをあけみちゃんが教えてくれました。
 やればやるほど、どんどんダンスが踊れるようになってき、気持ちもまた一段と前に前に向けていくことができて、そのどんどん深めていける感じがとても面白くて、たのしかったです。

 午後は明日の通しに向けての準備、『White Flag』のダンス練習の時間をもらいました。全員で踊る、この曲を、新たに人数が増えたバージョンで、フォーメーションを合わせた練習をしました。

 

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 私は、なんといってもやっぱり、この曲が一番大好きな曲だなと、踊っていてもつくづく思います。
 その曲が、今のメンバー全員で踊れるのかと思うと、それだけでもすごくうれしくて、胸がいっぱいになります。
 新しく入るメンバーが、個人練習でいろいろなところで練習してる姿もあって、また一段と仲間との間でも絆が深まっていく。そんな気がして、とてもうれしいです。

 自分自身もダンスを踊ることで、深めて、より理想の形へと近づけること。ダンスで表現するということはこういうことなのか、と初めて確信をもって実感できたのは、この曲だなと思って、それが今回は新しい仲間ともできるのかと思うととてもワクワクします。

 

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 みっちり練習した後は、今年のテーマである“昆虫”のみんなと一緒に劇をつめていきました。
 ここはどういう表情で、どういう身体の角度で、と、細かくみんなでそろえていきました。
 ちさとちゃんが、前で見てくだれて、ここは、お客さんに一番伝えたいところだから、もっと表情は希望のある顔で、全員がそろって出られたらいいねと、アドバイスをもらい、みんなで試行錯誤し、より良いものにと、一番良い形でお客さんに届けられるようにと作っていける過程がとても楽しかったです。

 

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 実際のところは、お互いを感じ、気持ちを一つにしたら、言葉は交わさなくても、目を合わせなくても、感じられるもの、通じ合えるものがあって、そうすると、動きもここだ! というベストなタイミングがあって、そこに向かって表現していく。
 なのはなのコンサートでは、それをたくさん感じられる部分があるな、とコンサートを通して思います。

 夜の時間では、ダンス、コーラスをお父さん、お母さん、あゆちゃんに見てもらい、練習ることのできた時間が、とてもうれしかったです。
 あゆちゃんが、もっと良くしていける、と何度も言ってくれて、それと同時にもっともっと上を、理想を高く持って、それに向かっていけることがうれしいし、本番の当日まで、本番もこの気持ちを忘れず表現していきたいなと思います。

(すにた)

 

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〈個人個人が使うティアラづくりもしました!〉

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