11月28日(木)「緻密に、透明感のある演奏を ――バンドの音調整」

11月28日のなのはな

 ウィンターコンサートに向けての練習を、日々進めています。今日は、コンサートで演奏するバンド曲を、バンドメンバー揃って体育館で合わせることができました。
 これまで何回か通し練習で、全曲を体育館で合わせてきたけれど、何かが違う、けれどどう直していいか考えあぐねた状態で、引き延ばしになっていました。でも、今日は、たっぷり時間のある中で、バンドメンバーで違和感がある曲を、お父さんに前から聞いてもらい、修正箇所を教えてもらったり、聞きやすくなるように、ミキシングをしてくださりました。

 

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 通し練習が始まると、一曲一曲を、事細かに見ていく時間は取りづらくなる中で、今日はたっぷりバンドで合わせる時間があって、そのことがとても嬉しかったです。また、お父さんが、ピンポイントで、それぞれのパートに、「ここは、こんな音にしたほうが良い」と教えて下さり、初めて、ここが違っていたんだ、と気が付くことができました。

 私はベースを担当していて、ベースの音は、DIを介して本体から直接ミキサーに繋がって、スピーカーから音が出ているほかに、ベースアンプからも、音を出しています。これは、演奏の時のモニターにするためです。でも、この演奏のための中音が大きいと、外に響く音が透明感がなくなってしまう、ということをお父さんが教えて下さりました。

 中の音を最小限に絞って、自分のすぐ背後のアンプに頼るのではなく、極力外音のスピーカーの音を聞くようにすると、演奏時に、ドラムや、キーボードや、他のパートの主となる音が鮮明に聞こえてきて、自分の出す音も溶け込むような感覚がして、演奏もしやすくなりました。お父さんが前から、「音が変わって、聞きやすくなった」と笑顔で言ってくださりました。

 中音のボリュームだけではなく、キーボードの音色を変えたり、音の伸ばす拍数を変えたり、スネアをリムショットに変えたり……、ある1フレーズだけでも、ちょっとしたことで、全体の印象がガラッと変わることがあるのだなあと思いました。
 すぐに違和感の原因を見つけて、修正できるお父さんが本当に凄いと思いました。

 

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 モニタースピーカーのボリュームの問題で、本当に一つひとつの出ている音が、一つでも噛み合っていなかったら、全体が上手くいかなくなるんだなと思いました。そして、正解が一つだけあって、正解の演奏にするには、全ての音が、一つとしてはずれずに、緻密に噛み合うことが必要なのだと思いました。自分の出す音に一音一音、全体がかかっていると思って、責任を持って出したいと思いました。

 演奏する時の心持ちや、空気感や、どんな理想を持つかによって、それが全部音に反映されることをつくづく感じます。綺麗な音を出したいと求める気持ち、理想を曖昧にではなくて、はっきりと持って、楽器に向かうことを忘れずにいたいです。今の自分が全部、楽器の音に出ると思って、日々の生活を、真摯に過ごしたいと改めて思いました。

(りな)

 

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〈体育館では、劇に登場する、とある乗り物の着色をしました!〉
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〈1日を通して、落花生の莢外しや、小豆の収穫、小豆の豆出しなども進めました!〉
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〈株から取り外した落花生を干していきました〉

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〈大豆の屑豆を使って、納豆水防除のための納豆作りをしました!〉

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〈天気雨が降り、みんなで大きな虹を見ました〉