11月25日
朝食のとき、食堂の黒板にあゆちゃんがテーマを書いてくれていました。そして、食事のあとも、日々の生活が、ステージでの振る舞いに表れることを教えてくれました。そこから、自分の人生が作られる、と。充実したものになるのだと。
そういった、本当に大切なことを教えてもらえることが、本当にありがたくて救われることだと思いました。学校では、どうしたら試験に受かるとか、高い点数を取るか、とかしか教えてくれないし、自分の人生がどうなるか、どう作るかなんて、根本的なことは教えてくれません。なのはなでは、毎日が、自分の人生を作る、大事な一日で、片時も、無駄なことはない、充実したものだと教えてくれます。
今日に関して言えば、午前中はまなかちゃんたちとハウスのセロリのビニールの設置の準備で、鉄パイプを打ったり、ビニールを運搬したりしました。
相方にかのんちゃんがいて、かのんちゃんが重たい作業でも、心を添わせてくれて、げんのうで鉄筋を打つとき、指示通りに、優しく強く補助をしてくれたりして、会話も、しっかりしていて、ああ、本当に優しいな、と感じました。
と思いきや、午後はかのんちゃんが居室で泣いていて、理由は分からないけれど、でも、そんなかのんちゃんに、すにたちゃんがしっかりと寄り添っていて、最終的には、かのんちゃんもすにたちゃんも多人数作業に来ていて、かのんちゃんも強いし、ずっと、シスターとしての役割を全うする、かのんちゃんを守り続けるすにたちゃんも、本当にすごいと思って尊敬しています。
すにたちゃんはフンコロガシの役も、自分の役割を小道具から演劇までしっかりと全うしていて、責任感強く、自分の役割を果たすすにたちゃんが、私より年下だけど、本当にすごいし、自分も見習わないといけない、と思っています。
夜に、お父さんとお母さんと集合ができたことがとても嬉しくて、お父さんが、欲を、人のための欲にしたらいい、と言ってくれたことが、ものすごく救われたとおもいました。私も、本当に欲が強いです。ものすごく強いです。そんな自分自身に、いやしいんじゃないか、と思ったことがあるけれど、その欲を、強い欲を、みんなのために、なのはなファミリーみんなのために、そのために使ったら、自分を肯定して、しかも、人のために生きていける、と思いました。
具体的に言えば、アンダープレッシャーの前の、昆虫のラストシーンは、本当に本当に揃えたい。最後に、みんなで伝えたいこと。それを、代表として、言わせて表現させてもらえること。本当に、お願いだから伝えたい。みんなで気持ちも動きも揃えて、伝えるものにしないといけない。本当に、一番大事なシーンだ。だけど、それを私が呼びかけていいのか分からない。お前なんか、とか思われるんじゃないか、とか、偉そうなんじゃないか、出しゃばりか、と思う気持ちがあったけれど、違う、みんなのため、なのはなファミリーのための欲だ、と思うと、みんなで揃えるわけで、それが誰が呼びかけても問題ないわけで、本当に必要なときはお父さんやあゆちゃんを呼ぼう、そして、本当に素晴らしい、伝えられるシーンにしたい、という気持ちは、それでいいんだ、と思うし、お願いだから、みんなで伝えたいです。
これだけ大切なシーンを、みんなを代表して表現できることが本当に嬉しくて、私は本当に、蝶になりたかった。ずっと子供のままで、子供扱いされて苦しかったけれど、ああ、本当に蝶になりたい、みんなと蝶になって、変われるんだ、と思うと、本当に幸せで、このシーンで、表現できることが本当に幸せです。
お願いだから、みんなで、この脚本を、最大限に伝えられるように、本当に頑張りたいと思いました。そのためにコンサートをしていて、私は本当に幸せだと思います。
午後の作業の帰りに、きくちゃんと帰りながら話したのですが、最近眠れるようになった、脚本のおかげです、ときくちゃんが言っていて、その目がキラキラしていて、本当に幸せだと思いました。変わっていく、みんなも私も良くなっていって、幸せになっていく環境にいられることが、本当に幸せだと思いました。自分も、本当に未熟だけど、みんなを優しく支えられる、守れる一人になりたいと思いました。
抽象的ですが、もっと、書きたいことがあるのですが、練習もあって、ここまでにします。あと、まなかちゃんの回復記を読ませてもらっていて、こうやって、誰かの回復の過程が、誰かの希望につながっていくことが、ものすごくありがたくて幸せなことだと思いました。自分も、きちんと回復したいと思いました。
読んで頂いてありがとうございました。明日も頑張ります。