【12月号⑮】「小さな種から大きな大根を夢見て」うたな

   
 保育園前の畑に、大根が植えられました。一つの小さな小さな種を、お店で見るような太くて大きな大根に成長させるのに、いったいどんな手入れをしていくのだろう、と、ワクワクとした気持ちからスタートしました。

 初めて自分のチームができて、担当野菜が決まったこともあり、大根を大切に育てて、自分自身が大根のことを好きになっていこう、という気持ちが強くなりました。手入れをしていく中で経験の浅い私は、新たな発見をたくさんして、驚きや気づきばかりの作業でした。

 大根がまだ小さい状態では、害虫がすぐ葉を食べてしまうので、ネットを開け閉めする際にしっかりと隙間なくネット掛けする必要があります。

 あけみちゃんが、
「リーダーが一度ネット掛けの基準を緩めてしまうと、みんなにその空気が広がってしまう。だからリーダーが絶対に譲歩せずにネット掛けの作業を進めることが大切」と言っていました。

■自給自足

 こんな強い思いを聞いて、野菜づくりに対するあけみちゃんの熱意を感じ取ったし、畑に関わる一人、なのはなの一員としてその気持ちを自分ももたなければいけない、と思いました。

 また、間引きしたとき、みんなで食べられる間引き菜をとることができました。

 ほっそりしたかわいい大根で、抜いてしまうのがもったいないと思ったけど、間引きすることで立派な大根が育っていくと思えば、楽しい作業でした。やっぱり自分が間引きした大根が味噌汁に入ってでてくると、本当に自給自足しているんだな、新鮮な野菜が食べられているんだなと、幸せな気持ちになりました。
  
  
 徐々に私も、自分の作業一つひとつに責任をもって、よく考えて実行しないといけないと感じます。
 例えばネット掛けであれば、自分が少し甘い土かけをしてしまえば害虫の被害がすぐに出てしまいます。自分の行なった作業が、よくも悪くも野菜に影響すると思うと、やる気がわいてきます。

 これから、リーダーさんなどの姿をよく見ながら、自分がどういった志で畑作業に向かうべきか学んでいきたいです。
 そしてみんなの中での作業を通じて、回復していきたいです。

【畑ニュース③】

カブの間引きや追肥もしました。今年も紅と白の2色のカブを育てます。

間引きした大根もお味噌汁や炒め物などにし、美味しくいただいています!

新ハウス、ユーノスハウスでは冬キャベツの植え付けをしました!