11月23日
脚本が進化してからの通し練習でした。
主人公たちの気持ちの動きが本当に分かりやすく、また自分と重なり、通しをしながら終始心が動かされていました。
私たちが苦しかった理由、シフトチェンジしきれずに自分や身内だけを守ろうとしていた結果が、何をしても身が入らずに、すぐに虚しくてやる意味がなくなってしまっていた理由なのだなと思います。
その「イモムシ」な心持ちは、人間同士をダメにするだけでなく、地球規模で立て直さなくてはいけない心持ちなのだなと、重たく責任のあることとして感じました。
どれだけ自分たちが、昆虫や植物、他の生命に生かされているのかを何を知らずに、破壊していくことは、自分たちの欲を満たしているようで、本当は自分たちの首を絞めてしかいなかったのだなと思います。
それは摂食障害とも同じかもしれないと思いまいした。自分の欲、身内の欲だけに走った途端に、それは自分たちが生きていく道を自分で閉ざしていくだけのことなのかもしれないです。
本当に「利他的な心」「仲間のためにと思う気持ち」「自分を捨てる」「自分の欲を持たない」ということは、生きていくことに不可欠で普遍的なのだなと思いました。
脚本の中にいて、「ああ、本当に人間って…」と思ってしまいます。私もそんな中で生きている一人で、他の昆虫、植物には変わりない人間なのだと思います。
でも、だからこそ、主人公たちのように私から立ち上がり変わっていかなくてはいけないのだなと思いました。1人が動かなければ、何も動き出さないのだと思います。
人間だから出来ることがあるのだと思いました。私たちなのはなファミリーから、確かに変えていきます。本当に生きているうちに、自分たちの使命を果たさねばいけないのだなと思いました。
演奏する曲にも気持ちがより入るようになりました。
もっともっと精度高く、雑味を消して本当に伝えたい気持ちだけが残るようにしっかりとお客さんに届くように頑張りたいです。
今日の通しで、着替えがバタバタしてしまうところがあったのですが、よしえちゃん、ふみちゃん、あゆちゃんがさっと助けてくれて気持ちよく演奏やダンスに入れたことが有難かったです。
私もいつもそんなふうに誰かを助けられるように、気の利いた人になりたいと思いました。
意識して視野を広く持って、フットワーク軽く動きます。とにかく軽々と動かなければ! と思います。