「当たり前の利他心を持って」 まなか

 11月18日

 今朝あゆちゃんが、朝食後に話してくださって、毎日を誰かのために積み重ねていく尊さを改めて感じました。それはどんなことにも代えがいものだと思いました。
 その気持ちや時間は目に見えるものではないけれど、その気持ちがなければ地球は成立しないのだなと思います。
 お父さんが一番に誰かのためにと、生きてくださっているお手本が日常にあることをあたりまえにしてはいけないなと思います。私もいつもそういうふうな気持ちを作る一人でいられるように、全力でいたいと思いました。

 深く理解していくために、調べたり、調べたことを考えたり、そしてやっと感じられたり、感じたことでまた考えたり……脚本を読んでいて伝える側になるために、もっと自分から動かなければいけないのだなと思いました。
 今自分が出来ること、やるべきことはなんなのか。皆にどう貢献しながら自分も成長しなければいけないと思います。

 ブレスアウェイのシーンを読み返していて、人類が世界を滅ぼしてしまう恐ろしさを思いました。
 それと同時に、人間が滅んで地球が再生することを思うと、胸が苦しくなりました。人間がしていることはとても愚かなのだなと思います。
 ミツバチが居なくなってしまうだけで、壊れてしまう脆さの上に自分たちが成り立っていることを、考えたこともない人がどれだけいるのだろうと思います。

 脚本を読んでいて、小学生のころに「雑草だ」と言って草を踏みつけながら歩く近所の女の子と一緒に下校した後、家に帰って涙が止まらなくなったことを思い出しました。
 なにかを「命あるもの」と純粋に思えた気持ちを、今新しく持ち直さなければいけないのだなと思います。
 なにかと協力しあってしか生きていけないという事実を、この脚本を通して深めたいし、自分を捨てて、どこまでも当たり前の利他心を持って生きていきたいです。

 以前にやった時よりも、もっといい形に進化できるように、ブレスアウェイも本気でみんなとやります。
 自分が本気にならなければ、誰も変われない。自分から真摯に、真剣に取り組みます。