11月18日
朝に、あゆちゃんがはなしてくださいました。
今、私たちがウィンターコンサートに向かう過程での、お父さんが書いてくださった脚本は、私たちのためのものであること。
死ぬか死なないかのところでなのはなに来た私たちに、お父さんは、全力で命がけで、脚本を書いてくれていること。
涙が出るくらい、心に迫りました。
流さずに真剣に向かいます。
今日、一番嬉しかったことは、虹が数回見えたことでした。
午前は、りゅうさんもいてくださって多人数で、斜畑、発見畑の里芋堀にいきました。
どの畑よりも里芋の株が大きくて、ゴロゴロしたのを見るのが嬉しかったです。
株間にショウガも植わっていたのですが、りゅうさんが、「スープに入れたら、美味しい」と言いながら掘られていたのが印象的でした。
里芋堀りが早く終わったため、中庭で落花生の殻外しをしていたところ、あゆちゃんが、那岐山方面に虹がかかっていることを、放送で報せてくれました。
みんなで古吉野に上がる坂に行って、その虹を見ました。
わー、とみんなからも歓声が上がるくらい、くっきりと濃い虹がありました。
ずっとずっと見ていても飽きなくて、みんなと見ている時間、凄く幸せだったな、と思います。
あゆちゃんが、「今日から、またスタートでいいことがあるね」と話していたことが心に残りました。
午後は、凄く濃密な時間でした。
『Why worry?』の練習から始まりました。
カウントや形がそろっていなかったのですが、ゆりかちゃんが中心に見てくれて、その動きや形を揃えていけたことが、すごく楽しくて、ありがたかったです。
とくに、アイソレーションのように、肩を動かすのが、みそだなと思いました。
手を叩く位置も揃えていき、その空気も、気持ちが良いな、と思いました。
そのあとは、ゆりかちゃんと劇のシーンの調べ物をしました。
(私は、役は変わりましたが)木の根っこの細菌が他の木に栄養を送っていること。
菌根菌というものが存在して、日当たりのいい木が日当たりの悪い木に栄養を送っていくこと。
ゆりかちゃんが午前中に密に調べてくれていて、それを共有しました。
ゆりかちゃんが、一つ、一つ確実に美意識を持って向かうところがすごく凄いな、と思ったし、自分もそんな気持ちで何事も向かいたい、と思いました。
ゆりかちゃんと共有出来た時間が、すごくすごく嬉しかったです。
その時、あきこさんが帰ってきてくださって、「また、虹が出ているよ」とあゆちゃんが教えてくれて、窓の外を見ると、今度は、高い位置に、くっきり、くっきりと濃い虹が現われていて、みんなと見ました。
その時間も、またすごくすごく幸せだったな、と思います。
役もまた新たに、軍人の役を貰って、さっきミュラー役のさとえちゃんと少し合わせました。
ミュラーやヒトラーのことも調べて、明日お父さんに見ていただく形に仕上げていきます。
明日も、前向きに真剣に生きます。