11月16日
昨日のことですが、あゆちゃんが『I See Fire』の振りを伝えてくれたことが、すごく心に残りました。
腕を抱いてステージに歩いて行くところから始まって、雪か雨かが降り始めたような振りがあります。
「そこは、振りをやるというより、物語がみえるように」
と、あゆちゃんが話してくれました。
ラストには、手をつないで一列になります。
ももかちゃんと手をつないで、私はステージに出ていくのですが、そこから、さとえちゃんと笑顔で手を取って手をつないで、まわりのみんなもそんな笑顔で、すごく心にグッとくるものがあって、涙が出そうになりました。
植物もきっと、そんな気持ちでお互いにコミュニケーションをとって、繋がって、進化してきたんだな、と神聖で雑味のない気持ちを感じました。
その練習の過程もすごく楽しくて、大事な過程の一つだったなと思います。
『I See Fire』が、すごくすごく好きな曲になりました。
今日は、1回目の通しで、午前中は出はけの確認から始まりました。
やっぱり、黒子の出はけでも、みんなとするその過程は、すごく気持ちが引き締まるな、と思います。
あけみちゃんやまなかちゃんとベンチの出はけをするのですが、一緒に出すときに、言葉は交わさなくとも、アイコンタクトなどで、気持ちを揃えていく瞬間がから、舞台を繋いでいく、ということを強く実感して、嬉しいな、と思うし、みんなで劇の一部になるんだ、ということを実感します。
今日は、出はけのタイミングや場ミリや立ち位置などに気持ちがいくところがほとんどだったのですが、明日は、その場面ごとに、セリフの言葉や空気感を意識して、その場の空気を作れるようにします。
実際に劇を通してみると、文面で読むよりも、心に入ってくるところがありました。
特に、ラストのシーンでした。
今回の脚本にある、メッセージがどんなものなのか、また理解が深まりました。
自分たちは、未来に向かってどんな役割をもっていくべきか、その道筋がはっきりと見えた気がして、希望が見える、と思いました。
やっぱり、みんなでつないでいくステージは、すごく気持ちが良いな、と思いました。
夜には、『Why Worry』の振り入れをあゆちゃんがしてくれました。
明日は気持ちを精いっぱい出せるように、今から気持ちを作っていきます。