「もっともっと続けて」 すにた

11月6日

 練習目標を達成する期日まで、残り2日。
 それまでに……三味線は、暗譜、一つひとつの後を響かせ残していくイメージで練習する。
 トランペットは、テンポにおくれない。後半がついていけてないので、吹き込む。
 ギター、気持ちをのせる、一音一音に命をかけるくらいの気持ち。けれど、表にはそう見せない。
 ダンス、『Under pressure』、ミスゼロ、歌いながらでも決めるところは決めて踊る。

 昨日から、朝の時間に収穫の後、嫁入りの時間から三味線練習の時間をもえらえて、それがすごくありがたくて、貴重な時間だなと思って、1回1回をかみしめて練習してきます。
 今日、実際にやってみて、チューナーがなくて探すところからはじまったりと、準備やチューニングで15分くらいかかってしまい、その時間がすごくもったいなかったなと思い、明日からは事前に三味線を準備し、チューナーがどこにあるのか把握したうえで始められるようにしていきます。

 今日の午前の身体測定の合間に個人練習の時間をもらえ、私は引き続き三味線練習をしたのですが、この時間のおかげで、あともう少しで一通り弾けるところまできて、今の状況としては譜面は見なくてもできているが音がはずれたり、テンポに手がついていけなかったり。頭の中で譜面を追っているという感じで指先行ではなく、頭先行になっています。

 次の練習では指がついていけるようにひたすら練習し、しっかりかすれた音ではなくストライクゾーンでひけるように、この2つを意識して練習します。
 練習するときは鏡の前で自分の姿勢、角度、位置だったりを、本番を想定して今のうちから形はしっかり作っていきます。

 今日の夜は『Under pressure』のダンスと『ルアラギ』を合わせたのですが、自分の復習と気持ち不足で1回目は振りを間違えてしまったり、気持ちの入れ方、和訳、などをしっかり頭でつくれないまま踊ってしまったなと思い、それだとこうなってしまうんだ。という意識での差をすごく感じました。2回目はそのことを踏まえて踊ることができたのですが、1回目からそれができるようにするのが、今の課題だなと思うし、今週の目標100パーセントを達成できるよう、一つひとつにしっかり気持ちをのせて練習していきます。

 話は変わってしまうのですが、昨日のギター教室でまえちゃんに言ってもらったことから、たくさん気づかせてもらうことがありました。
 ギターを弾いているみんなは全然楽しそうじゃない、と。そう見える。と言ってくれました。楽しそうに弾いていないギターなんて聞けるわけがないし、聞こうとも思えないな。と思いました。
 それと同時に、あゆちゃんが、こうしたほうがよいとアドバイスをもらったら、(例えばそれが、笑顔に関するアドバイスなら)自分の思っている何倍もの笑顔をしないと変わったことにはならない、何も変わってないように見える、と言ってくださったことがあったなと思いました。
 そのことも踏まえて口角をあげて、まえちゃんの教えてくれたイメージの、イケイケなおじさん、だけど、その皮をめくったら、その真逆の音、一音一音に命をかけるくらいの執着心と、ねちっこさを持って。その表現がすごいわかりやすかったです。イメージを持つだとか、どう見せたいかというのが具体的に明確にあればあるほど、その曲に対する気持ちの深さや、伝わってくるものも、より大きく広くなるんだなと思いました。

 これからも夜の個人練習の時間や、1回1回をしっかり確実にできるようにしていきたいし、時間がなくても曲を思い出したり、ほんと1回でも踊ることってすごい大切だなと思って、これからも、もっともっと続けてよくしていきます。