11月3日(日)「第54回 勝央町文化祭、本番! & 『Stop This Flame』練習スタート」

11月3日のなのはな

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 ステージで表現することが、成長するための、1つの手段であること。そして、ステージを見てくださる方、まだ見ぬだれかへ、「ちゃんと生きるという決心をステージで表現する」ということを、お父さんが話してくれました。
 勝央文化ホールにて行われた、第54回 勝央町文化祭に出演しました。文化祭では、地域の方々による歌や演奏、舞踊などの演目が披露され、そのなかで、なのはなファミリーは第二部の初めのグループとして出演しました。

 

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〈文化祭は、芸能の部と展示の部に分かれており、ホールと公民館、美術文学館でさまざまなパフォーマンスや作品が発表されました〉

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〈なのはなステージ、本番前のスタンバイ。ステージへ向けて気持ちを高めていきます〉

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 本番のためにスタンバイをしているときに、お父さんの言葉を思い出すと、緊張感が増しました。
 12月22日に開く、なのはなファミリーのウィンターコンサートで、初めてステージに立つメンバーもいます。今日は、ウィンターコンサートの会場でもある勝央文化ホールで、新しいメンバーに、なのはなのステージで表現したいこと、どういう気持ちでステージに立っているかが伝わるステージにしよう、とみんなで気持ちを作り、ステージに向かいました。

 

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 前日にリハーサルがあり、出捌けの練習や、場ミリをしました。
 場ミリも数ミリ単位で、確実に決めた場所に立ち、フォーメーションが美しく、全体で美しく見えるようにすること。同時に、常に、前で踊っている人、隣で踊っている人、後ろで踊っている人を思い、全体で美しく見えるように、仲間を守ること、独りぼっちにしないこと。
 そして、ステージから舞台袖へ捌けるときに、最後までステージに気持ちを残して捌けること。
 曲から曲へのステージへのつなぎ、気持ちの受け渡しを大切にすること。
 自分から離れ、演じること。

 ステージに向かうなかで、一つひとつ教えてもらってきた気持ちです。

 

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 舞台の緞帳が開き、照明に照らされて、少しあたたかい感覚。そして、目線の先には、ホールの客席が広がっている。舞台の床材の柔らかい感覚、バンドメンバーの音の響き。勝央文化ホールでステージに立たせていただけることが本当にありがたく、今回の演奏で、みんなの存在をすぐ傍に感じる瞬間を、ダンスを踊っていても感じました。

 客席の正面には、応援組のみんながいて、まっすぐに見ている姿が見えました。
 今回は、3曲、15分間というステージであったけれど、最大限、みんなで揃いたい。みんなと気持ちを一つに。

 

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 隣で踊っている仲間の呼吸を感じる瞬間や、ポーズをするときにふっと風をきり、隣や前後のみんなと揃ったと思う瞬間、みんなと一つになっている感覚が湧きます。みんなのなかのパーツのひとつとなって、全力で気持ちを前に出す、そう思うと、自然と自分から離れたところでステージに立っていました。

 演奏が終わったとき、客席からの拍手が聞こえ、応援組のみんなが笑顔でいる姿が見えました。

 

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 私たちはプロではないけれど、「ちゃんと生きる」という気持ちを、音やダンスに乗せて表現します。
 これから、ウィンターコンサートに向かって、まだ見ぬだれかに届くステージを、仲間と一緒に作っていきます。

(ふみ)

 

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 午後からは、コンサートの新曲の中の1曲、『Stop This Flame』の振り入れをしました。
 あけみちゃんがつけてくれた振りと、お父さんのお誕生日会で登場したコノハムシのダンスが融合する1曲です。
 新しい振り付けに出会うときの期待に満ちたドキドキと、ふみちゃんの、
「ダンサブルで、とっても速い振り付けだった!」
 との言葉に、新たな挑戦に挑むようなドキドキと、様々なドキドキ感が身を包みました。

 

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 はじめに、お父さんのお誕生日会で登場したコノハムシのダンスから、振り入れです。お誕生日会で踊った、ももかちゃんが教えてくれました。
 コミカルな動きと、軽々とした身のこなしが魅力の、この振り。ももかちゃんが軽々と見せてくれる動きも、「その体勢どうなってるの!」と、ももかちゃんの身体能力に支えられている動きがいくつかあり、みんなとその形に近づこうとする時間が嬉しかったです。

 

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 速い動きの、この振りを、曲の速さ0.8倍速からはじめ、0.9倍速、1倍速と、徐々に速くして練習していきました。
 少しずつ動きが身体に入っていく感覚があって、これから自分の苦手箇所を無くして、みんなと揃えてきれいな形で踊れるようにしていきたいなと思います。

 

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 次は、曲の前半の振りを、あけみちゃんが教えてくれました。
 イントロの小刻みに揺れるような振りから始まり、どこか不思議な面白さと、女性らしさのある動きが組み合わさり、とても魅力的な振りです。
(今、どうなったの!)と思うような動きも、あけみちゃんが一つひとつ分解して教えてくれて、それをダンスメンバーのみんなと、はじめは見様見真似で、そしてそこから少しずつ分かっていく過程を感じながら、覚えていく時間が嬉しかったです。

 

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 あけみちゃんが見せてくれる動きを、とりあえず真似して“やってみる”。そんなところに、ダンスメンバーの、ダンスを好きな気持ちと、魅力的に踊れるようになっていくんだ、という心意気が表れているように感じて、そんな空気の中でみんなとできることが楽しいなと思います。

 複雑な動きや、速いテンポ。練習の最後に、通して踊ったときは、次の振りが思いだせなかったり、身体の動きがこんがらがってしまったり。たくさん練習しないと! と気持ちを掻き立てられるような出来になってしまったけれど、ここからみんなと練習して、形にしていく過程がとても楽しみだな、と思います。

 

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 『Stop This Flame』は、なのはなのステージに、また一つ違った色を加えることのできる曲だと感じて、この一曲を良いものにできるように、なのはなのコンサートの一曲として力ある一曲にできるように、練習を頑張りたいです。

 明日も、続きの振り入れの予定です。一瞬一瞬を全力で、そして楽しんで、頑張りたいです。
 コンサートに向かう過程の中で、自分を高め、「何のために生きるのか」「どう生きるのか」その気持ちをより強く確かなものにして、仲間との間に生まれる気持ちや、かけがえのない一瞬を心に入れながら、毎日を過ごしていきたいです。

(ゆず)

 

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〈グラウンドでは、『il vento d’oro』のアンサンブルメンバーが、動きながら演奏する練習を進めました〉