11月2日
岡山県和太鼓連盟30周年記念 晴れの国 和太鼓まつりに出演させてもらいました。
毎週水曜日の夜に、金時太鼓保存会の会長の竹内さんに太鼓を教えていただいて、『那岐おろし』を演奏しました。
本番前に、以前、太鼓のコンサートに向かうにあたって、お父さんが話してくださったことを思い、スタンバイしていました。
自分たちが太鼓をするなかで、「ちゃんと生きるという決意を音にのせること」。
私たちはプロではないけれど、やぶれかぶれで、私たちにしかできない演奏をする。
「入ってください!」
なのはなファミリーの出演の時間になり、ステージへと向かいました。
暗転していた舞台の照明が、明るくなると同時に、立ち上がり、大太鼓の打ち出しから始まりました。
最初の一打で、いつもとは違う音の響き、太鼓の音の高さ。
打ち出しをしてから、宮太鼓や締太鼓のみんなが入ってきて、風をきっていくような感覚でした。
今回、一緒に演奏をしている仲間の音がすごくクリアに聞こえてきて、大太鼓ソロのときに、周りのみんなの掛け声があったから、とくに、最初のソロの一打をしたあとに、あけみちゃんの力強い掛け声が聞こえてきて、よし、いくぞ、と思いました。
最後の方で盛り上がってしんどいなと思うときも、そして、応援してくれているなのはなのみんなの存在を思うとより力が湧いてきたし、演奏していてすごく楽しかったです。
演奏後に、叩き終わったあと、会場から聞こえてくる拍手が大きくて、そして、客席からお母さんの声も聞こえてきて、拍手を浴びて、すごく楽しかった、そして、会場の方が拍手で演奏に応えてくださっていることを感じました。
自分たちの出演が終わったあとに、他の出演の方の演奏を見ました。
鼓童の方たちの演奏が、今でも心拍数が上がる感覚が残っていて、一体となって揃っているのが美しくて、一人ひとりがコピーされたように、目線が上がるタイミング、うつむくタイミングもぴたっと揃っていて鳥肌が立ちました。
体幹がぶれていなくて、ぴたっと止まるところ、動くところが全員がそろっていて、みなさんが同じに見えました。
揃っていることはこんなにも美しくて、そして、気持ちが揃っていることも感じて、ステージに立つときのディティールの大切さ、揃うことの大切さを目の前で見させてもらって、感じさせてもらえたことが本当に嬉しかったし、これから、ウィンターコンサートに向かうなかで、ディティールを大切に、一人ひとりではなくて、全体で揃っていることがなによりも美しいことなのだと、鼓童の演奏から感じました。今日感じたことをコンサートにつなげていきたいです。
短いですが、消灯になるので、ここまでにします。
また日記で書きます。