10月30日
今日、ついに念願のコンサートのDVDを見ることができて、嬉しかったです。
いろんな気持ちが湧き出てきて、自分の心のバケツからあふれてこぼれて止まらないです。すごかったとか、感動したとか、そういうすぐに思いつく簡素な言葉で終わらせてしまうのが悔しいから、敢えて形容しないでおこうと思います。
物語が進むにつれて、どんどん世界に引き込まれていって、最後あたりから、もうみんなのこと一人ひとりを抱きしめたくなるくらい感極まりました。
「forever is our today」「永遠とは僕たちの今」ということが、今までいまひとつ理解できていませんでしたが、(それが合っているかは別として)今、今日観たコンサートを通して少しだけではありますが、その意味の片鱗をつかみつつあります。
今までも知っていて、見てきていたダンス、こういう役がいたという断片的な聞き伝いの記憶たちが、脚本を通してひとつのメッセージとして自分の中でつながった瞬間、それが深い感動となりました。脚本ありきのダンス、ダンスありきの脚本なのだと思いました。
脚本自体も、かなり個人的な内容を話すんだなとびっくりして、だからこそ、演じる側も見る側も得るものがあるんだと感じました。自分も、自分の本当の、リアルな自分のことをコンサートでさらけ出せたら、どんなに成長するだろう、すっきりするだろうと思いました。私たちの本当の苦しみや思い、つらさを脚本に載せることによってステージに現実味が生まれて、より深いものへ昇華されるのだと感じました。
今度は、自分がステージに立つ側として、去年と同等かそれ以上の物を作り出せるだろうかと、一瞬不安になりました。自分はみんなの足を引っ張ってしまうのではないかと臆病にさえなりました。でも今日の夜の集合の話を聞いて、自分を守ろうと守りの体勢に入った瞬間、すべてつまらなくなる、おもしろくなくなる、だめになると聞いて、ああ、いつでもチャレンジャーでいなくてはいけないと思いました。常にあたらしいものを生み出す、発信していく、既存の事物を準えるだけでは絶対につまらないと、私もそう思います。
だからこそ、このコンサートで、初めてであっても、挑戦して努力して粘り続けて、あきらめない姿勢でいようと思います。物理的に筋力が足りなかったり、入居期間がみんなより短かったりして劣る部分はたくさんあるのですが、気持ちは、どこまでもみんなと同じ所にいたいと思っています。今書いていて思いましたが、みんなと比べることは言い訳でしかなくなると思いました。
良さは、人それぞれで、比べようがなくて、一人ひとりが主役なんだと、今日のコンサートを観て、確信を持ってそう思いました。
思うだけならすぐできるけれど、実行できるかどうかはまた別の話で、私は腰が重いほうなので、口だけになってしまわないように、ちゃんと練習しに行こうと思います。今日の夜は、マイフェアリーキングの個人練習をしようかなと思っています。
明日はどんな1日になるのか、楽しみです。明日は明日でできることをがんばろうと思います。読んでいただきありがとうございました。おやすみなさい。