10月29日(火)「ササゲの莢出し、満喫 & ビニールハウスにキャベツの植え付け」

10月29日のなのはな

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 先週収穫したササゲを、今日みんなで、莢から出す作業をしました。ササゲは小豆を小ぶりにしたような、渋い赤色の豆で、なのはなではお赤飯の中に入って食卓に並びます。収穫に行く車の中で、ちさとちゃんが教えてくれたのですが、ササゲは昔に比べてとっても貴重で、今ササゲを作る人は減ってしまっているのだそうです。

 

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 しばらく日なたで乾燥させておくと、カラカラに乾いて、莢を割るとき、雨が強く降ったような音がしてすごく気持ち良かったです。
 いよちゃんが、
「莢を半分に割って間に指をすーっと入れて、豆を押し出すようにすると早く取れます」
 と教えてくれて、みんなでその方法でやると本当に早くて、すごく楽しくなりました。どんどんササゲを出して、さやは最後に袋に入れるという方法も、当たり前みたいだけど、続けるとすごくあっという間にさやの山が減ったように感じて、すごく良い方法だったなあと思いました。みんなでアイディアを出し合って地道にパリパリと豆を出していくのはすごく楽しかったです。

 

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 かのんちゃんやまりかちゃんが、
「本当に楽しい! 何時間でもできるー!!」
 と、最初から最後まで笑顔で言いながらやっていて、その笑顔や言葉につられて雰囲気もすごく和やかで、楽しめたなあと思いました。

 

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 途中で雨が降ってきて空気がひんやりとしたけれど、屋根の下に移動して、多人数でにぎやかにササゲをたくさん取り出すことができました。また食卓に並んだとき、色々思い出すだろうなあと思います。みんなで作業ができて、嬉しかったです。

(まこ)

 

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 温室の中で、まだかまだかと待ちわびていたキャベツの苗たち。「もう待ちきれないよ~!」と言っているかのように、ポットの中にいっぱいに根を張って育っていました。

 そんなキャベツの苗たちを今日、念願の畑に定植です。冬の間も成長しやすいように、新ハウスとユーノスハウスの2棟のハウスに定植しました。

 

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 定植作業は、畝を立てるところからのスタートということや、元肥入れ・追肥・草敷き・水やり・ネットがけなど、定植以外にもたくさんの工程があったので、スピード感を持ってやりたいということを、リーダーのりなちゃんが最初に話してくれました。

 まずは新ハウスの定植からスタートです。メンバーのみんなが畝立てをしてくれている間に、私は、さくらちゃんと一緒に草敷き用の草刈りをしに行くことになったのですが、そのときになるちゃんが、
「新いいとこ畑の斜面の草が、質が良くて良いと思うんだ」
 と教えてくれて、なるちゃんのおかげで質の良いフワフワの草を刈ってくることができました。事前に探してくれていた、なるちゃんの優しさが本当に嬉しかったなあと思います。

 

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 草刈りから帰って来るとちょうど新ハウスの畝立てが終わったところで、そこからみんなで定植を始めました。15時半までに新ハウスの定植を終わらせてユーノスハウスへ行きたいです! との、りなちゃんの声で、苗置きから定植、硫安の追肥、草敷きまで、最初は6人でせっせと進めていきました。誰の手も止まらないように、その都度りなちゃんが役割分担してくれて、スピード感のある作業に自分もパワーがみなぎってきました。

 しかし、新ハウスの定植に結構時間がかかってしまって、このままではユーノスハウスの定植まで終わらないかも……と思ったとき、豆の莢だし作業をしていたみんなに声をかけると、3人の人がヘルプにかけつけてくれました。メンバーが増えてスピードアップできたことが、本当にありがたくて嬉しかったなあと思います。

 16時前になって、作業時間は残り1時間。そこからの追い上げが本当にすごかったです。新ハウスのネットがけの作業に数人残して、先行してユーノスハウスへ行くチームを作りました。りなちゃんが数分ごとに細かくタイムコールをしてくれたおかげで、その場の空気感も更に活気がありました。ユーノスハウスに移ってからは夢中になって畝立てから定植、ネットがけまで進めている自分がいて、その時間がとても楽しかったです。

 

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 少し17時を過ぎてしまいましたが、無事にキャベツの定植をハウス2棟分終わらせることができて、早急な作業だったので、終わってホッとしました。
 今年の冬もハウスの中でキャベツがすくすくと育ってくれると良いなあと思います。

(よしみ)