「版画の展覧会へ」 すにた

10月23日

 今日は雨ではあったのですが、音楽練習の時間をもらえてうれしかったです。

 午前のはじめは版画の展覧会に行かせてもらい、藤井先生の版画や、ほかの方のいろんな作品が並べられており、その版画もつくる人によって全然変わっていくものなんだなと、見ていて思いました。

 版画にも、たくさんのやり方がありました。
 釘うちといい、その名の通り釘をつかって点々で絵を表してつくったり、現代の版画らしいものもあったり、版画は本当に幅が広くて面白いんだなと感じました。

 藤井先生の版画は、みてすぐにこれだ! と分かって、やっぱり藤井先生の作品は本当に好きだな、と思いました。
 藤井先生の版画は色が鮮やかで、それでも全然派手過ぎなくて、心がしずまるような優しい色合いです。

 藤井先生の版画は、なによりも背景がすごく鮮やかで、毎回どの作品を見てもすてきだなと思います。
 藤先生の作品の背景もすごく好きですっと言ったら、藤井先生が、背景が一番大変なんだよなぁ、とおっしゃっていて、そこまで緻密に凝っている作者さんの気持ちを聞くと、より版画の見方も深まりました。

 ほかにも、近くで見るのと離れて見るのとでは全然見え方が変わってきたりして、それもすごくおもしろかったです。

 最後には藤井先生が一つずつ版画の説明をしてくださって、そのうえでもう一度みると、また一段と、さっきは見えてこなかった、その版画の見どころや面白さがみえてきて、その発見がうれしかったです。

 帰ってきたときは、あゆちゃんに『Who Wants To Live Forever』のサビのダンスを見てもらえた時間がうれしかったです。
 もっと可動域を広く、手や足が一番遠くを通るよう踊ることや、一つひとつのポーズポーズだけではなく、移り変わる瞬間もすべて見せる意識で、表現すること。
 教えてもらいながらも、自分は勢いが強くなりがちだとも知りました。
 力んでしまう癖が、油断してしまうと出てしまって、固くなってしまうので、意識しなおします。

 そのあとはバディー練習をさせてもらったのですが、自分の中では、この時間がすごく大切だったなと思って、あゆちゃんに教えてもらったことをより深く身体に入れるために、一人ひとり見てもらえる時間に、自分の中でも、気づきや発見がたくさんありました。

 リーダーのふみちゃんや、動画のなかでおどっている、センターの卒業生のんちゃんのようにと思いながらイメージして踊ってみると、自分の癖や、力んでしまうのが、意識とともにスッと消えて、しなやかな動きに近づけたことが、自分の中の発見でした。

 イメージや、どう見せたいか、その意志をしっかり持つことができたら、自分の癖や、よろけてしまうのも、決まりやすくなるんだなと感じました。

 最後に左手を上げてパッセをするところで、その時にクッと身体に力を入れると、そこでしっかり止まることができたので、それも、しっかり覚えておきたいです。
 あとは、確実に何度やっても、その部分がよろつかずにできるというのと、原曲の速さでもしっかり短縮せずにおどる、ということを意識して練習します。

 午後のはじめは『Smooth Criminal』をスピーカーで聴きながら、その場面のメインはどのパートかということや、部分ごとの構成、役割を、こまかくあゆちゃんが教えてくれて、みんなで共通認識できた時間が、とてもうれしかったです。

 前半はこのパートがメインで、次はまた別のパートに移り変わるなど、細かく見てみると、同じメロディーでも、同じ気持ちや音(同じ音でも)を吹くわけではないので、それも教えてもらいうれしかったです。

 トランペットはメインになることも多く、曲を聴いてもすごく目立っていて、とがっている金管の音がかっこよかったので、それを表現していきたいです。
 あゆちゃんにも、もっと、金管らしくパァン!! と強く出ることを教えてもらったので、今一度トランペットの役割を確認し、練習していきます。