10月14日
今日はお父さんの誕生日で、みんなでお祝いできて嬉しかったです。食事の時のみんなのコメントを聞いていて、みんな自分と同じ気持ちなんだなぁと思いました。お父さんに出会えなかったら今、こうして生きてはいないと私も思います。
お父さんの本に出会った時の感動は何と言って良いのか分かりません。それまで感じたことのない気持ちでした。暗闇の人生に一筋の光を感じさせてくれました。もしかしたら治るかもしれない、と希望を持たせてくれました。入院も通院もどこの病院にも断られるほどリスクの高かった私を、引き受けてくれたことには感謝しきれません。人生を終わらせることばかり考えていた私が、今では未来を思い描くことができるまでになりました。
ここに来てからも何度も挫けて、逃げてばかりでした。せっかく希望の光が見えてきたのに、その光を失いそうになることも何度もありました。でもその度に、お父さんが正しい方向を示して下さり、導いてくれました。多分もう症状に逃げることはないと思います。治ることだけを考えています。お父さんの作ってくださったなのはなを未来に繋げる一人でありたいと、強く思っています。