10月5日(土)「『Who Wants To Live Forever』振り入れ & 明日が本番。お誕生日会リハーサル!」

10月5日のなのはな

 今年のコンサートの幕開けの曲。『Who Wants To Live Forever』の振り入れをしました。
 バンドメンバー以外の全員で踊る、この曲。みんなでつくりあげるこの曲が、自分たちにとって、必ず大切な一曲となるんだと思うと、背筋が伸びました。
 
 まず、全員で踊る振りを、あけみちゃんが教えてくれました。
 カウントや動きのポイントを丁寧に教えてくれて、みんなで揃えていきます。一人ひとりがそれぞれの自分の最大限でより高めていけるように。心も身体も進化していけるように。お互いが、それぞれを引き上げていけるように。
 あけみちゃんがつくり出す空気や、かけてくれる言葉に、そんな優しさを感じて、こうしてみんなで一曲をつくっていけることが嬉しいなと改めて思いました。

 

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 のんちゃんやあけみちゃんが考えてくれたフォーメーションで、実際に形をつくっていきました。
 曲は、みんなが様々なポーズで静止した場面から始まります。私は、遠くの上空を指さすようなポーズです。

(この指している向こうには、何があるのだろう。これから何を描いていくのだろう)
 コンサートにみんなと全力で向かう過程の中で、きっと自分の中の何かが変わって、新しく見える世界や、新たな感情との出会いが待っているのだと思うと、コンサートに向かう一瞬一瞬を大切に、自分の中に積み上げていきたいと思いました。

 

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 シンプルな振りや飾りをそぎ落としたような移動の振り。一つひとつをいかに美しく見せるかが、とても難しいと感じました。けれど、日々の生活の姿勢や、気持ちの密度がそのまま表れてしまうようなこの曲の難しさは、きっと自分たちを鍛えてくれるものだと思います。

 

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 練習の最後に、曲に合わせて踊りました。曲がはじまった瞬間、その壮大さに、圧倒されるような思いがしました。
 この曲を自分たちのものにして、この壮大さを表現するんだ。そう思うと、武者震いのような、そんな気持ちになります。自分たちの日々の姿勢そのものが、この曲に表れるのだと思います。
 みんなと気持ちを合わせて、頑張りたいです。

(ゆず)

 

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 明日はいよいよ、お父さんのお誕生日会の本番です。
 今日は休日で、普段お仕事へ行っているチームメンバーも揃って打合せやリハーサルをできる、大切な時間でした。
 午後からは1チーム20分ずつ、体育館で、演目のリハーサルを回しました。

 

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 私のチームのリハーサルは2番目。図書室で、演劇と出はけを少し確認した後、すぐに体育館に向かいました。私のチームは、チームリーダーでもあるのんちゃんが平日はお仕事に行っていて、これまで、全員揃って全てを通したことがなく、リハーサルが、初めての全員での合わせとなりました。
「とりあえず、行こう」緊張した面持ちで、皆で頷き合い、体育館に向かいました。

 私達のチームは、これまで、一人ひとりが、セリフや、セリフを言う時のポーズ等を台本にメモして、個人練習や暗記をしてきました。
 今年のウィンターコンサートのテーマは『昆虫』で、私達は昆虫になり切る予定なのですが、それぞれのキャラクターに、強みや性格、アピールしたいポイントがあります。これまでの練習で、ポーズがより魅力的に見えるように、アイデアを出し合ったり、思い入れのある動きにしてきました。

 チームの全員で集まって通すのは、今回が初めてだったのですが、一人ひとりが、セリフをはっきりと言うことができたり、こだわって練習してきた動きを表現できたなと思います。

 リハーサルでは、ステージの正面から、あゆちゃんが、BGMを掛けてくれたり、全体の流れを見てくれて、
「時間内におさまっているね。凄く良かったよ。セリフが聞こえにくいところがあったから、聞こえる言い方に変えた方が良いね」
 と、アドバイスをしてくれて、この後の練習に活かすことができました。

 

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 また、ダンスを踊った時に、私は対称の位置で踊るのんちゃんとずれてしまっている箇所が分かりました。

 リハーサルの後、私達のチームは、リビングで演劇の練習です。リハーサルで感じた、演劇でもっと間を短くしたいところや、ポーズとセリフのタイミングを改善したいところを皆で話し合いました。

 そして、一人ずつ、個々の演技箇所をチームの皆に見てもらい、アドバイスをし合いました。

 私は焦ると、早口になってしまうなと感じたのですが、もっと堂々と、お客さんに自分をアピールしたり、私が演じる昆虫の魅力を、自分自身が好きになって伝えたいなと思いました。

 体育館からは、他のチームが踊ったり、表現するのに使う音楽が聞こえてきました。グラウンドで練習しているチームがあったり、演劇や、ダンスで使うと思われる道具を持っている姿を見ると、明日の本番で、どんなステージが見られるのか、待ち遠しくて楽しみだなと思います。

 

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 夜には、明日の本番に向けて、体育館の飾り付けや片付けを皆で進めました。
 ウィンターコンサートに繋がる、新しいアイデアが溢れるお父さんの誕生日会になるよう、私も心と身体を使って向かいたいです。

(さとえ)