9月29日
自分はずっと気になっていたことがあって、それは自分はスタッフさん、主にあゆちゃんに良く思われていないのではないかということです。それをずっと考えて眠れないこともあって、昨日もう本人に直接聞いてしまおうと思って聞きに行ってしまいました。
そこで、目から鱗のお話をたくさん聞きました。
あゆちゃんは現代の、新撰組副長、土方歳三だと思いました。生きづらさを抱える人がたくさんいる世の中のおかしさを感じていて、目指す志高い道がある。時代を変えるため、仲間を守るため、命がけで生きていく。そのたくましい背中に誰もが尊敬と憧れをもち、その道は険しくともついていきたくなる。
あゆちゃんには高い理想があって、なのはなファミリーはこうでないといけない、という強い意志があると教えてもらいました。あゆちゃんの目指す場所、あゆちゃんの使命に誰それが好きとか嫌いとかの私情は関係なくて、あけみちゃんとか同じ方向を向いてがんばっている人には好意をもつ。ということも、まさに土方さんみたいだと思いました。
自分は現状としてそういう概念にまず入っていないということも教えてもらいました。自分としては、嫌いときっぱり言われてしまうのかと思っていましたが好きでも嫌いでもないという答えでちょっと安心しました。同時に、今までの自分、今もかもしれないけれど自分があゆちゃんの理想とするなのはなファミリーの空気を違うものに、私たちが生きられなかったベースに近いものにしていたという自覚が生まれて、すごく恥ずかしいというか申し訳ない気持ちになりました。でも、あゆちゃんのお話を聞いて今までの自分のこだわりとか、ちょっと悪い、変なのがいいと思っていた痛い部分をすべて捨て去りたいという気持ちが湧いてきました。摂食障害を生み出してしまう自分のサブカルに戻るのなら、治ることができないというあゆちゃんの言葉にとても納得したし、変わる、捨てることに抵抗はないです。
今までは、社会から、自分や親が望むレールからドロップアウトしてしまって、ドロップアウトしたならした分盛大に大暴れしてやろうじゃないけれど、ちょっといっちゃってる危ない変な人になりたくて自分から変な人を演じていた、格好、言動、趣味思考をまねていたところがあります。なのはなに来てからもちょっと変な人がいいところとか、良い子になりたくないひねくれた部分が残っていました。それももうおしまいです。
もう、なのはなの子になるしかないと腹をくくりました。
だから着る服とか、話す言葉とか、どうしていいかわからなくなって、食事のコメントの時毎回ぎこちなくなってしまって困っています。
あと嬉しかったことが、あゆちゃん、あけみちゃんに近づけるようになりたいと話したときに、あゆちゃんが、「なれるよ、あたしなんか通り越していっちゃうよ」と言ってくれたことがすごく嬉しかったです。私をソプラノに選んでくれたのもあゆちゃんだそうで、高い声でも出ると思ったといってくれました。実際に出ているし、これからもっと心が開けばもっともっと出るようになるよと言ってくれたのもすごく嬉しくて、もっとがんばろうと思いました。お母さんに服のことを相談させてもらったときも、お母さんの瞳がものすごく透き通っていて綺麗だと思いました。お母さんやあゆちゃんの言葉には矛盾が無くて、何の陰りもありません。私は昔から、神様の存在をずっと信じているけれど、きっと、このなのはなの考えや利他心って究極の所、神様の在り方に通ずるんだと思います。