9月27日
私が踊ってはいけない理由は、身体と表情だと思いました。細い、表情が暗い。そんな人がなのはなファミリーという看板を背負って出演することは許されない。頑張って回復している哀れな集団ではなく、他者のために生きるたくましい集団であるべきで、それにふさわしくない。そう考えることにしていました。
でも、みんなの中で踊っていくことが回復につながるとお父さんが言ってくれました。ダンスも踊っていいと言ってくれました。金時祭りはでられないけど、お父さんのその気持ちだけで、救われた気持ちです。アセスメントも出られることになり、幸せです。
みんなの中で踊るなら、その分、回復する義務があると考えました。もう、自分だけの身体ではない。ほかの人のためにも、治る必要がある。そう思います。踊れると分かったことで、回復したいという意思が強くなりました。本来の体力に戻って、本来の自分のダンスを踊れるようになって、寛大で利他心を持てる余裕をつくりたい。