9月27日のなのはな
保育園前畑の大根が発芽して、草丈3センチほどまで大きくなっています。丸い双葉が開いて、その中から、小さな芽がちょこんと覗いているのが、胸がぎゅうっとなるほどに愛らしいです。
今日は、大根の追肥、中耕、土寄せ、不織布を回収してネットをかける作業、と大根にとって盛りだくさんな1日でした。大根の芽が大きくなって不織布が少しきつそうなのを、不織布をはぐって回収すると、大根たちが気持ち良さそうで、安心した気持ちになりました。
そこに、1回目の追肥をします。追肥するのは、大根の大好きな、牛肥です。この大根たちにとっては生まれてはじめての牛肥で、赤ちゃんがはじめて離乳食を食べるような感じなのだろうか、などと考えながら、株間に薄くすじ撒きしました。
それから、中耕をして、株がしっかりと上を向いて立つように、土寄せをします。大根の葉がとても繊細で、ほんの少しの力でもポキンと折れてしまいそうで、慎重かつ手早く土寄せをしました。こんなに儚げな株が、3か月で、あの太くて大きな大根に育つのだと、大根の生命力の凄さを感じました。
追肥と中耕を終えて、最後に、ポール刺しと防虫ネットがけをしました。2人1組で、ポール刺しをしていると、だんだんペアの人と息がそろっていくのが、嬉しい気持ちになりました。同じペアで、ネットの裾をとめやすくするために畝間の土を鍬で掻いておきました。それから、2人が畝にネットを被せて、1人がネットの端を土でとめ、残った人で、ネットをピンと張って土でとめました。その作業が、指示待ちになる人は誰もいなくて、あうんの呼吸とよかれの気持ちで、みんなで協力して動くのが、とても楽しかったです。
みんなで協力し合って、30分ほど時間に余裕を持って、作業を終わらせることができました。
これで、明日の音楽合宿にも気持ち良く向かうことができそうです。
(えつこ)
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浴衣の洗濯と糊付けをしました。
夏から初秋にかけて、縁日遊びや、セブンブリッジ大会のとき、イベントへ赴くとき、みんなで浴衣を着て過ごしました。今日は、来年に向けて、浴衣をぱりっとした状態で着られるように、洗濯に加えて糊付けもしました。
浴衣を袖だたみして、ネットに入れ、洗濯をしました。浴衣をたたんでいると、今年の夏にその柄を着ていた人の顔が思い浮かんで、みんなの華やかな姿が思い出されて、改めて、たくさん種類があるなかで、みんなで浴衣を着られたことが嬉しかったです。
洗濯をした後は、糊付けをしました。糊が入った水のなかに浴衣をそっと入れると、浴衣が水を吸収していき、水かさが少し減って糊が浸透していきます。
脱水をしたあとに、皺を伸ばし、パンパンと手で叩きながら干していきました。来年も美しく着られるようにと、一着一着干していくと、自分の気持ちもピンと張る感じがします。浴衣をたたんだり、浴衣に触れていると、気持ちが整う感じがしました。
来年、また、みんなと浴衣を気持ちよく着られるように、たたんで収納するところまで、しっかり行ないたいです。
(ふみ)