9月22日
みんなが1つの目標に向かって進んでいる、その中に自分がいること、プロとしか思えないような演奏の中で自分が演奏しようとしていることが幸せで感謝しかないです。かにちゃんが頑張って私のパートをつくってくれて、何もわかっていない私に基礎から教えてくれて、うれしいです。
コンサートの曲を体育館で聞いているときのみんなの表情を見て、どれだけコンサートに情熱をそそいでいるのかわかったし、自分も同じ気持ちで臨まないといけないという覚悟もさせられました。
ドラムはとにかく楽しい、というのが感想です。アクセントや休符のとりかた、リズムの取り方はもちろん、まだ基礎もままならない状態ですが、かにちゃんが丁寧に教えてくれて通しをすることができました。
生きる意味や生きがいについての壁にぶちあたっている今ですが、コンサートに向かう中でもしかしたら答えが見つかるのかもしれない。と望みをかんじています。まだ見ぬだれかのために生きる、ということを、まなかちゃんやお父さんが言っていました。コンサートも、自分の知らない誰かに向けて訴えかけるものなのではないかと思います。技術を上げていくのは当然だけど、気持ちをつくっていきたいです。そのために、まずはこれまでコンサートをやってきているみんながどのようにコンサートに挑んでいるのかよく見て、その気持ちと一体となれるように頑張っていきたいです。
9月23日
一生懸命に何かに打ち込めることが幸せなんだと分かりました。他人の目が気になって、人前でがむしゃらに何かをすることが今までできませんでした。でも今日コーラスで周りを見渡したら、身体をつかってリズムをとっている人、口を大きく開けている人、個人練習を黙々としている人など、「一生懸命」がたくさん見られました。薄笑いを浮かべる人、陰口をたたく人がいなかったです。そういう価値観を完全に払拭することができたらいいなと思います。なのはなを出たときも、堂々と一生懸命になることができる人をめざしたいです。
コーラスでは、1つの音にここまで時間をかけるのか、というほどこだわりました。あゆちゃんの表現が、抽象的なアドバイスであるはずなのにとても分かりやすくて、みんなの波におされて自分も歌い方を直していくことができてきました。和訳の中で、自分の殻を破る、というのがキーワードになる気がしました。自分のことに置き換えるつもりで、和訳も読み込んでいくと同時に、今日やったことをずっと忘れないようにしたいです。
ドラム練習では、楽譜通りに通しができるようになってからが大変だと思いました。ただ楽しくたたいているだけでは全然だめで、強弱やテンポ、表現方法まで入ってくると混乱してしまいます。理想を高くもち、練習を積み重ねていきたいです。