9月16日
今日も朝から収穫・嫁入りをしました。えみちゃんが帰る前の最後の作業で、みゆちゃんとキンモクセイ畑をまわってくれました。私たちは梅林、古畑、駐車場とまわって、発泡スチロール箱1つぶんだったけど、満杯にイチジクを採ることができました。
嫁入りの時、永禮さん、相川さん、えみちゃんにお土産で野菜や果物をたくさん置いておきました。イチジクを数えると、125個採れていました。今日は特に、キンモクセイ畑から来たバナーネがどれも形が均等で丸くて、色も綺麗な黄色、黄緑みたいな感じでした。
陽の浴び方や雨の降り具合で、実が硬くなったりシワシワになっているような気がして、その仕組みも解明できるといいなと思います。
午前中は、どれみちゃんあやちゃんと下町川のピーマンの水やりをしました。ピーマンの水やりは2回目で、少し勝手が分かったので楽しみでした。
数日前、中畑のナスの水やりをした時にビッグライト(散水ノズルに、私たちがつけているあだ名です)を使うと、水が根本から噴き出したり網から出る水が均一じゃなかったりして、土がえぐれたりしました。その時は途中からホースの先に何も付けず水を手で押さえて調節しながらやると、すごくやりやすかったです。なので、今日もホース1つでやりました。
1つの長い畝間にホースを全部伸ばして、スパンが変わるときはスパンの切れ目から右や左の畝間に移動して行く、というのをどれみちゃんに聞いたので、そうしてみるとホースの引き回しみたいなことはほとんど無くなって、引っ張って進むだけで次々に新しい場所に移動できたので、この方法はすごく良かったなと思いました。
ピーマンは株が混んでいて、すごく水がやりにくかったです。途中からみつきちゃんたちが大人数でピーマンの剪定と草取りに来てくれて、剪定が終わると、見た目はあまり違う感じはしなかったけど、ホースを持って水をやるとなると段違いにやりやすくなっていました。株の根本までホースを持って行っても、覗き込むように下から見なくても届くし、上からホースを入れて反対側の畝方まで水を行き渡らせたいと思って伸ばすと、一気に雨が降ったように枝や葉の間から水が落ちて、牛肥がある部分全部に水を撒くことができて、すごく嬉しかったし安心しました。今日も、あやちゃんと時間内にきっちり終わらせる事ができて嬉しかったです。
午後は、よしみちゃんと何人かのみんなでピーマンの残り2、3畝あった草取りをして、中畑の草取りに行きました。ピーマンは午前に水をやっていたからか、すごく土が柔らかくて、思ったより草も少なくて抜きやすくてすぐ綺麗になりました。
雷が鳴って雨が降り出したけど、えつこちゃんたちと、消石灰だけは病気が来る前に撒きたいとなって、一気に終わらせて一旦帰りました。雨もすぐ止んだので、中畑でペアになって草取りを進めました。中畑のほうは根がしつこい草が多くて、力がいって大変でした。2スパン目の途中までで終わりました。
相川さんと一緒に作業することができて良かったなあと思いました。
卒業生のえみちゃんが、あっという間に帰ってしまって、さっきのお風呂の時間、えみちゃんがどこにもいないことに、ふと猛烈な寂しさを一瞬感じました。夕食の時間にあきこさんが帰って来て下さって、1週間もいてくださると聞いて喜んだばかりだけど、同年代で落ち着いていて頼れるえみちゃんの存在って、とっても大きかったんだなあ、としばらく一緒に生活させてもらって思いました。OMTで一緒だったときも、話を聞く姿勢や目線、表情、繋いでいる手を、涙が出た時は何度もギュッと強く握り返してくれたことを思い出すと、何度でも嬉しい気持ちになります。何も分からないけど、(こういう人がお医者さんになるんだろうなあ)と色々な気持ちと一緒に考えていました。優しいえみちゃんが大好きです。
コンサートまであと3か月もあると思ったりもするけど、多分なのはなに来てから今までの3か月と一緒で、もの凄く速いんだろうなあと思います。週末の音楽合宿が9回しかないと聞いて、かなりドキドキしました。お父さんが、いつもよりも、もっともっと気力を使って脚本を書いて下さるのがもの凄く大変なことだと思うのですが、同時にもの凄く楽しみでもあります。本番まで毎日日々の生活を頑張りたいです。