「桃の水やり お米を食べること」 まりの

9月15日

 今日の午前中は、開墾26a畑の桃の水やりをふみちゃん、まみちゃんとやりました。時間のある限り、時間いっぱい使って全体にやるというのを、あんなちゃんから聞いていたのと、今朝、雨が少し降ったのですが、それは水やりには至らなくて、桃畑は土が乾いている状態でした。

 26本の木の水やりで、1本に6分の時間をかけたとして2時間36分。片付けの時間も考えたら6分で最長であり、6分間は1本の木に水をやることができます。それで、1人がずっと時計を見て時間を言うということにしました。

 水やりの開始は9時半過ぎで、準備に手間取ってしまいましたが、水やりを始めたらあとは予定どおりでした。ふみちゃんが先頭で桃の木に水やりをしてくれて、まみちゃんがその手元でホースを支えてくれて、私はその後ろで必要な時にホースを引き回したり、6分おきに時間を伝えるという役割分担でした。

 ふみちゃんが持っているホースから勢いよく水が出て、これだけやったら桃も気持ちが良いのではないかと思い、それで土を少し掘ってみました。でも、これだけやっても、思ったよりぐっしょり湿ってはいなくて、やっと地中が7センチくらい、水やり前にくらべたら土の色がかわったなというくらいでした。傾斜が多くて水が下に流れやすいというのもあります。それでも、大分良かったのでは、時間のある限りやって大分水分は補給されたのではと思えます。

 ふみちゃんとまみちゃんと、やりながら次はホースをどこに通すか、どの木に行くかと、何度も作戦を立てながら進めていきました。それが楽しく、3人で桃の木にできるだけ水やりしようと、できるだけ効率よくやろうと思って作業しました。ふみちゃんとまみちゃんと作業したのが楽しかったです。
 また桃の水やりをやる機会があったら、今日やったことも踏まえて、よりよくできるようにしたいと思います。

 昨日のことになりますが、昨日はたくろうさんとしゅんき君が来てくださって、稲刈りができて嬉しかったです。
 私は最初、鎌を持って手刈りする人になりました。結びに入れる人はこっちに並んでください、とあゆちゃんがみんなに声をかけたときに、(これだけいるんだから、結べないといけないよな)と思いながらも、私はこれが苦手で遅いという自覚でやめてしまいました。1度、30分くらいで親指に全く力が入らなくなって結びをやめたということもあったし、親指でぐっと最後に押し込むのが苦手でもありました。

 手刈りはやはり楽しくて、そしてみんなでやると早く進みました。少し疲れが出そうになったとしても、刈るのはやはり面白いです。やはり隣の人とほぼ並行で進んでいくし、終わりがどんどん近くなっていきました。刈るのは早いけれど、やはり結ぶのは大変です。自分のやっていた場所がもう少しで終わりそうになったとき、あゆちゃんが声をかけてくれて私は結びになりました。

 意外と、結びができました。それは、私が前にやった時よりも、束を細めに作ってあり、それがやりやすさだったと思います。結構きっちり結べている、親指でぐっと最後に入れるのもそんなに難しくはない、これだったら何とか他のみんなと同じにやれる、と思いました。それで人1倍時間がかかって親指がすぐに痛くなるというのがなくて、私も今後はできると思いました。

 最後にバケツリレーで、はぜ干しをしていきました。私は、斜面の1番上のほうで、まえちゃんやまちちゃんが稲を渡してくれるのを、相川さんに渡す役割でした。相川さんはそれをりゅうさんに渡すのですが、りゅうさんが斜面と畔の間の溝を跨いだところに立たれてて、なので束を投げるという形でした。これを全ての束分続けるのは、結構腕が大変じゃないかと思って、私なんかは受け渡しだけだったけれど、受け渡しだけでも結構腕や体重をかけている足の裏が痛くなってきていたものでした。変わりましょうかと相川さんに言ったこともあるのですが、相川さんが大丈夫ですと言われていて、でも自分だったら確かに溝に落としてしまうかもしれないし、あのスピードで束を投げるのは難しいだろうと思いました。

 東京には米がない、すごく高価であるというのを聞いて、自分達は毎日沢山食べているのに、東京の人はじゃあお米を食べるのが当たり前ではないのだろうかとか思いました。これだけ稲刈りしたり、お米が近くになるのに、それが当たり前でなかったり、知らない人とか子供が多いのかなと思うと、日本の文化であるのに寂しい気がするけれど、なくならないようにしないといけないと思いました。