9月14日
今日は、待ちに待った手刈りの日。
そして、りゅうさんが来てくださるだけではなく、りゅうさんの会社のお友達と、そのお子さんが来てくださる日。
さらに、今日の為に帰ってきてくださった相川さんと、手刈りが出来る日。
わたしはこの14日を楽しみにしていたので、パワーがありそうなたくろうさんと、小さくて、シャイで、かわいいしゅんき君とお会いできた時は、とっても嬉しかったし、たくろうさんが、りゅうさんの服を着て、サングラスをかけて、光田んぼにいらっしゃったときは、みんなが口をそろえて、「りゅうさんが2人いる!」と驚いていて、これから時々でも、お2人がりゅうさんと一緒に帰ってきてくれたら、なんて賑やかなのだろうと思いました。
りゅうさんとあゆちゃんが、なのはなにお友達を呼んできてくれて、お客さんが来るのは、すごくうれしいなと思いました。
手刈りの為に、光田んぼへ向かうと、黄金に熟れたもち米がわたしたちを歓迎してくれていました。
田んぼ作業は、元肥入れ以来で、今年は全く田んぼと縁が無く、それゆえに、今日、みんなと手刈りで田んぼに行けることがすごくうれしかったです。
黄金の稲の海に入って、刈部隊のみんながザクザクザクザク刈って、ばってんに置いていってくれた稲束を、わたしは結び部隊のみんなと一緒に結んでいきました。
ちゃんとできるか、緊張もありましたが、きつく、ギュっと縛って、捩じった藁をグッと押し込んで、はぜにかけてもばらけないように、きっちり結んでいきました。
刈っていくみんなは、結んでいるみんなの半分ほどの人数でしたが、圧倒的なスピードでした。
鎌を持った相川さんも、始まって30分で、「もう90パーセント、力を使い切りました」と、赤い顔で爽やかに話してくださっているのに、最後まで本気で集中して、刈り続けてくださっていて、多分、結びの倍速で刈り進めていたのかなと思います。
わたしたちも、どんどん刈部隊のみんなに置いていかれて、結べる稲束が溜まっていく光景に(これ、終わるのかな……)と最初は、先が見えないような感覚に陥るのですが、半分ほどまで進むと、そこからがあっという間で、自分の手の動きの導線や姿勢が決まったというのもあると思うのですが、気が付けば、(え? もう終わり?)というくらいに、瞬く間に終わっていて、最後の追い上げがすごかったなと思います。
そこからは、稲束をバケツリレーではぜ干ししているみんなの列に加わりました。
畔まで稲束を運んでいるときに、バケツリレーしているみんながすごく活気があって、綺麗で、見ているだけで心がパッと明るくなって、わたしも入りたいなぁと思っていたので、あゆちゃんに、「来て―!」と呼んでもらえた時は、走り跳びはねるほど、嬉しかったです。
みんなでやれば、山ほどの稲束も、気が付けば全てはぜに掛けられていて、多人数の力がすごいなと思いました。
時間がないので、最後になってしまうのですが、バーベキューの時に、あゆちゃんやりゅうさんに教えてもらいながら、火おこしをしたのも、すごく楽しかったです。
あゆちゃんから貰った木炭の種火を、他のドラム缶に移して、火を大きくさせられたときが、いっちばん嬉しかったなと思います。
また、火おこしをしたいです。