「永禮さんのかき氷屋さん」 ゆきな

9月8日

 午後の時間を、永禮さんや、たくさんの人と過ごすことができて嬉しかったし、安心しました。
 中庭を見れば、『氷』と書かれた幟が立っていて、なのはなかき氷屋さん、という感じがして温かな気持ちになりました。永禮さんの姿も見えて、いつもの明るい声が聞こえてきます。

 体育館へ入ったときに、射的や吹き矢のブースが作られていて、入り口の上の辺には色とりどりのヨーヨーがつられていて、体育館がプチ縁日会場に変身していました。みんなの浴衣姿が、華やかで賑やかでした。

 かき氷の列に並んだとき、シロップが7種類もあるんだよ、と聞いて、そんなにあるんだ! と驚きました。紅白のねじりハチマキを付けた永禮さんとひでゆきさんが待っていました。永禮さんが、発泡スチロール箱から、15センチ角はあったのではないかと思われる透き通った氷を取り出して、かき氷を作る姿は格好良かったです。

 ひでゆきさんに、
「シロップ、サービスしてあげて!」
 と永禮さん。氷がコーラ一色になるくらい、たっぷり、ひでゆきさんがシロップをかけて、
「ジュースみたいになっちゃったかも」
 と最後に一言。みんなで笑ってしまったけれども、そのことも嬉しかったし、永禮さんがなのはなのことを大好きな気持ちがたっぷり詰まったかき氷は、体に染み渡るくらい美味しくて、幸せな味に思いました。

 セブンブリッジ大会は、自分でも意外なくらい一発上がりをしました。お父さんと同じリーグでできたのも、少し緊張したのですが、嬉しかったです。