9月5日
9月に入り、5日が経ちました。朝晩の少しひんやりとするような空気や、陽が沈む時間の移り変わりが、秋だなと思います。
昨夜は、「お母さんに話してみよう」で、お母さんと、せいこちゃんとお話させていただいた時間がとても嬉しかったです。
1対1でお母さんとお話できるのも嬉しいけれど、お母さんと2人、今回はせいこちゃんと話すことができて、自分では考えていなかったことや、違う目線や切り口で日々の生活や自分を省みることができることが、有難くて、嬉しく思いました。話すこと。そうすることで相手が何を思っているか少し知ることができて、そのことで近しくなれるような、相手への理解が少し深まる、つまりは好きな気持ちが大きくなるような、それが、嬉しいです。
一生懸命やっていたら、誰かが助けてくれるから、怖がらなくていい。お母さんがそんなふうに話してくださいました。
笑顔で、溌剌といることがどこか怖い気持ち。曖昧な表情で、自分を守る。それは、自分が不調になったときのための前もっての言い訳。逃げ道を用意する。気持ちが落ちるときが来るときのために、言い訳をしておく。不安の先取り。
人を評価すること、悪いところは悪いと評価することが怖い気持ち。未熟な自分が、駄目なところがたくさんある自分が、人に対してマイナスの評価をしたら、いつかその牙が自分に向かって返ってくるのではないか。そんな怖さ故で、自分を守るために人への評価を曖昧にしているんだと思いました。
そういう逃げ方はしない。自分を守ることはしない。まっとうにいる。
まっとうにいたい。そんなふうに強く思いました。
夕方に古吉野に帰ってきたとき、すにたちゃんが、満面の笑顔で、「おかえりなさい」と迎えてくれました。
すにたちゃんの、お誕生日のときのあゆちゃんの言葉。すにたちゃんの感情の豊かさ、表情の豊かさ。それは、周りの人の人生を鮮やかにする。
ほんとうにそうだなと思いました。すにたちゃんの笑顔に、世界がぱっと鮮やかに色づいたように感じました。そんな人になりたい。そう思いました。笑顔でいることの力を実感しました。
常に生産者であること。人との間に、すれ違う一瞬でも、何を生み出せるか。
夏まつり作東のときにあゆちゃんが話してくれたことが、ずっと心にあります。
お母さんが台所や洗いの話をしてくださって、生活の一つひとつの精度を上げていきたいと思いました。
一つひとつの精度を上げていく。考えて、変えていく。そうしたら、面白くなって、楽しくなって、気持ちよく、質高くなっていく。それを想像すると、すごくわくわくします。
毎日、トライアンドエラーをくり返して、よい方へと、どんどん、変わっていきたいです。
色々なところに話が飛びましたが、読んでくださってありがとうございます。
来週のハウスミーティングの時間を、心待ちにしています。