「ノドグロ」 ほし

 9月5日

 今日は、台所でノドグロを調理しました。
 しなこちゃんと、なっちゃんと、出刃包丁で鱗を落とし、頭を落として内臓を取り出し、洗ってから、そのすぐ傍からまちこちゃんが、塩コショウをして、唐揚げ粉をつけて、揚げてくださいました。
 夕食で頂いた時も、ものすごく美味しくて、すごくありがたいな、と思いました。
 ノドグロ本来がすごく美味しいんだな、と思いました。
 今日届いた数は、244匹でした。
 お魚屋になった気分で、すごく楽しかったです。

 最後の1匹をさばくとき、まちこちゃんと「フィナーレですね」と言い合ったり、「お魚屋さんにお嫁に行けるね」と、笑いながら少し話していたりもしました。
 内臓を取り出したとき、身の内側に黒い膜があって、本当に喉が黒いんだな、と思いました。
 これまでも何度か台所で魚をさばかせてもらうことはあったけれど、この経験が改めて、ありがたくて貴重な体験だな、と思いました。
 
 まちこちゃんも、「明日も魚あるから、ここまで進んでおきたいね」と、5時半ごろまで一緒に作業してくれていて、そのことがすごくありがたかったです。

 今日も少し思ったことですが、朝起きる時はやはり闘いだ、と感じます。
 昨日まで高まった気持ちも朝起きるとリセットされてしまう感じで、マイナスな非道徳な考えが襲ってきたり、やはり外作業に出るのに緊張します。
 手強いですが、それも、まだまだ修行だ、と思いました。