9月4日のなのはな
池田さんが来てくださって、コンバインのメンテナンスをしました。
もうすぐ稲刈り。石生田んぼでも、稲が刈り取られている田んぼを見るようになりました。畑に行く道中でも黄金色に輝く稲の景色が広がり、コンバインの動く音が聞こえたり、田んぼで稲刈りをされている地域の方々を目にする毎日です。
なのはなでも稲刈りに向けた準備が始まりました。毎年、この時期になると池田さんが来てくださり、コンバインのメンテナンスをしてくださいます。メンテナンスしておくことで、安心して、効率よく、安全に稲刈りを進められます。池田さんにお会いできて、メンテナンスしていただけることがありがたく、学ばせていただけることも多く、うれしいです。
池田さんが1台ずつ、オイルやベルトなどコンバインの全体を見てくださり、1か所見るたびに「ここは大丈夫ですね」と言ってくださって、そのたびに嬉しくなりました。
今回は何本かベルトの劣化があり、交換したほうがよいかどうかの判断も、池田さんが話しながらメンテナンスしてくださいました。どういう使い方をするかや、今回刈る田んぼの面積、田んぼの稲は倒れているか、倒れていないか、状況や条件を考えた上で話してくださったことが嬉しかったです。何かを判断するとき、視野を広く持って答えを出すことが大切であることを、感じました。
まえちゃんとさくらちゃんが潤滑スプレーをさしながら、コンバインの調子を確認してくれて、私も掃除をして、1台ずつ、これで大丈夫と思うコンバインができてくると嬉しくなりました。稲刈りがうまく進んだらいいな、と願いを込めて。
(どれみ)
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米粒を半分にしたよりも小さい種から育てたセロリが今、発芽して、すくすくと大きくなっています。次の段階にステップアップ! セロリの鉢上げを行いました。
鉢上げ、という言葉を初めて聞いたので、(セロリを上げる? セロリの移動でもするのかな?)と思ったのですが、セロリが大きくなったので大きいポットに移し替えるという作業でした。簡単な作業に思えるのですが、とても繊細で、とても細やかな作業で、それにセロリが1万9千株もあると教えてもらい、覚悟を決めて、挑みました。
はじめ、ポットに入れる土を作るために、大量の培土と水を混ぜていきました。そのあと、実際にセロリをセルトレーからピンセットで取り出して、ポットに移し替えていきました。
自分はピンセットで掴むほどの小さい苗を扱ったことがなかったので、どう掴むのか、わかりませんでした。しかし、一緒に作業していた、えみちゃんがすごく丁寧に教えてくれて、ピンセットで根から持ち上げるように取る、ということを初めて知りました。
実際にやってみると、ピンセットを土にムニッと突き刺すのが、ものすごく気持ちよくて、きれいに土ごとセロリと一緒に持ち上がる感覚が癖になりました。セロリをポットの中に入れた後は、えみちゃんが、根の周りに丁寧に土をぶせてくれて、とても奇麗に仕上がりました。
2900株もあるので、スピード感をもってやろうと話していたところに、白井さんがいらっしゃって、もっと効率のいい方法がないか、一緒に考えてくださいました。考えた結果、流れ作業でやっていく方法が一番速くて、試行錯誤しながらも一番効率のいい方法を見つけることができて、うれしかったです。
そのあとは2人で全集中して取り組みました。作業がすごく楽しくて、まったく苦痛を感じずに、もくもくと作業を進めていきました。
今週はセロリの鉢上げウィークのため、明日からは、時間内にもっとたくさんの鉢上げをこなしていきたいです。
セロリは今年、4棟のビニールハウスに植えるそうです。私は、なのはなファミリーに来るまで、セロリは癖が強くて食べられなかったのですが、なのはなファミリーのセロリは本当においしいです。なのはなの魔法なのか、セロリがものすごくおいしいのか、今では食べられます。
セロリは、収穫もパキパキと折っていくスタイルで、すごく楽しいんです。セロリが大きくなって収穫するのが待ち遠しいです。セロリさん、大きくなれよー!
(ゆうな)