9月2日のなのはな
稲刈りに向けて、籾の乾燥と籾摺りを行なう準備を進めました。
籾摺り小屋の中を整理し、乾燥機、籾摺り機、選別計量機を並べます。
1年ぶりに出番を迎える、乾燥機、籾摺り機、計量機。うたなちゃんや、ほしちゃんと掃除をすることができて嬉しかったです。奥にしまっていた機械を出しながら、今年に使い終わって、収納するときの改善点も見つかりました。
午後からは須原さんが見てくださり、籾殻や、塵の排出先の場所づくりや、排出口を新たに作りました。
昨年までは、籾摺り小屋の外にブルーシートで部屋を作り、その中に籾殻などを溜めることができるようにしていました。
今回からは、籾殻の排出口を二股にして、籾殻を排出するための風は上へ逃がし、籾殻は下に落ちるようにしたいと思っています。須原さんが紙管を購入してくださり、手順を教えてくださって、T字型の排出口を作りました。1メートルの紙管を半分の長さに切り、T字になるようにジグソーで穴を開け、接続部分をガムテープで固定しました。
紙管の直径が203ミリ。籾摺り機から出ているビニールのダクトの大きさもぴったり同じで、どうしようと思ったときに、須原さんが、ビニールだから温めたら伸びる、ヘアドライヤーで温めようと教えてくださいました。なんでも可能にしてしまう須原さんの知恵が、いつもすごいなと思います。
ビニールを温めて伸ばし、手作りの排出口にはめることができて嬉しかったです。
また、なのはなの精米機で精米をするとき、米ぬかをハーベスタの袋で受けていますが、そんなコンパクトな方法でも、外にぬかが漏れていない、ということを参考に、乾燥機の排塵ダクトの先にハーベスタの袋を付けて試すことにしました。空気は抜けて塵は溜まっていく、集塵機のようにできたらいいなと思います。
明日も、コンバインのメンテナンスや籾摺り準備など、できることを頑張りたいです。
(さくら)