「ストライクゾーン」 まち

8月30日

 午後にDVDを観られてすごく嬉しかったなあ、と思って、お父さんの解釈を聞かせてもらって、これからコンサートの練習をするのに、とても良いタイミングで観させてもらえて嬉しかったです。

 今日は午前から少し喉が痛かったり、体調が悪いのか、と思っていて、DVDを観たあと、少し居室で休んでいたのですが、そのあと当番で動いていると、すごく元気が出て、体調が悪いのなんて大したことがない、と感じました。

 熱はなさそうで、お父さんの言うとおり、風邪っていうのは気持ち次第でなんとかなるなあ、と感じました。生き甲斐とかやりがいを感じていたら風邪なんてなんでもなくなるし、気持ちが弱っているときほど、体調を悪くしがちだと思いました。

 ところで、最近、魚を焼くことが多いのですが、個人的に、焼きすぎかな? と感じていて、これは美味しいのか分からない、と思っていました。今日、お母さんに魚の焼き加減について評価をもらったら、
「ストライクゾーンだよ、料理にもストライクゾーンがあるからさ」
 と教えていただけたことが、すごく嬉しかったです。

 私は自分で、自分の評価や人の評価に対して、ストライクゾーンがなかった、と思いました。狭い視野で、ピンポイントで良いか悪いかを判断していたと、お母さんの話を聞いて思ったし、お母さんのおっしゃるとおり、ストライクゾーンが分かれば、もっと自分は自由になれるし、人に対しても優しくなれるんだろうな、と思いました。

 縁日や漫才が終わって、心に空間ができたような気がし、夢中になれるものがなくなっていて、焦りのようなものを感じています。これが競争の意識だと思うし、やるべきことはたくさんあるのに、怠惰で自分の好きなものしかしようとしていないと思いました。気持ちが急いていて、本も上手に読めません。

 今日のDVDを観て、お父さんの話も聞いて、自分はすごく利己的な価値観が根強いと思いました。自分がどうしたいかで作業をしたがるし、どうして、コンサートでずっと同じことをお父さんやお母さん、なのはなファミリーが訴えているか、それがきちんと落ちていないと思いました。

 漫才のフィードバックや、料理のフィードバックをしてもらって、前より、評価をもらうことが怖くなくなったように感じています。けれど、まだ完全に人格を否定されるような怖さや構えがあるし、評価を聞きたくない、と感じてしまったり、そういうところが成長しない原因で、自立できていない証拠だと思いました。

 自分を捨てる、ということができないな、と思っていて、みんなの中で溶け込むように、優しく作業できるようになりたいし、まずはきちんと返事をして、言われたことを素直にやることからしたいと思います。

 暑い季節から涼しくなるこの辺りの時期が、私はすごく好きなので、涼しい風が吹くと嬉しい気持ちになります。気持ちを作っていきたいです。読んで頂いてありがとうございました。