8月27日
●台風から守る
台風が来ると聞いて、みんなで急いで作業を進めています。
ピーマンやナスの誘引チーム、ビニールハウスの修繕チーム、桃作業のチーム……。それぞれ役割は違うけれど、みんなが台風から作物を守るスーパーマンになったようで、わたしも気合が入りました。
なのはなに来るまでは台風が怖かったことを思い出しました。台風の夜はあまりの怖さで眠れずに、リビングでうずくまっていたことを覚えています。そんな台風も、今はなのはなのたくさんの家族が居てくれること、作物を守ることを思ったら、あんまり怖くないです。
午前中、ピーマンの剪定をしました。
畝間の方に伸び始めていた枝や、株の内側で茂っている枝を剪定していきました。さくらちゃんが、
「これからピーマンが、上向きで40度くらいの角度になっていくのが理想なんだ」
と話してくれて、みんなでピーマンの将来を考えながら切っていくのが楽しかったです。畝間の方に伸びていた枝は、実がいくつもぶら下がっていて重たそうで、切るとかなりすっきりとして見えました。切った瞬間にピーマンも「ふう」と一息ついているように思えました。
今は実が鈴なりに付いているけれど、その分実の大きさが小さくなってしまうということも教えてもらって、ちょうどいい実の数で、とびきり立派なピーマンが育っていってほしいです。
ピーマンが台風で揺られすぎず、被害がなかったら良いなあと思います。
今日はまりかちゃんと一緒に動いていたのですが、まりかちゃんがピーマンの実を外してくれたり、「少しお手洗いに行く」と言って古吉野に戻っていった後に、また畑に帰ってきてくれて「戻ったよー!」と飛びついてきてくれたのも嬉しかったです。