8月20日のなのはな
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下町川上のゴーヤが、5日前から収穫量が100キロを超えるようになりました。株の成長段階は、人間に例えると20代半ばから後半くらいなのかなと思います。蔓が伸び、補強用の天井の竹をつたい、隣の畝にまで届きそうです。朝日の中で、深緑に銀色のラメパウダーが入ったようなゴーヤが綺麗だなと思います。
1畝の片側を見ながら収穫していくと、奥にたどり着いたときには収穫用のカゴに山盛りになり、嬉しいのと同時に、収穫が少しでも早くできるやり方を考えていきたいと思いました。
ピーマンはナスやオクラのように1日でボンと大きくならないため、今朝から、株を片側ずつ隔日で収穫をするようにしました。畑を3スパンに区切っているのですが、収穫をしていると、スパンごとによって株の様子が違うことを感じます。
山側の、日陰になる時間の多いスパンは、枝が上向きで、ついている実の量は比較的少ないですが、艶のある大きな実になります。手前側のスパンは山側とは反対に、枝が開いて生殖成長に傾いていて、株の大きさに対して実の量が多く、負担になりすぎていることを感じました。摘果と誘引をして、株が元気に実を肥大させられるようにできたらと思いました。
ゴーヤの収穫では、やよいちゃんが考えてくれて、畝の入り方がやりやすくなりました。これまでは、収穫用のカゴで採った後、コンテナに実を移し変えていました。明日は収穫用のカゴで採り、いっぱいになったら次の収穫用のカゴを使い、移し変えをなくせるようにやってみます。
ゴーヤの実は少しでも地面についているところがあると、そこから傷んできてしまいます。地面につく実を明日は徹底的に無くしたいです。
野菜が元気でいられるように、収穫が上手くいくように、明日も頑張りたいです。
(さくら)
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先週の火曜日は、北和気納涼祭への出演があったため、この日は1週間ぶりのアコースティックギター教室となりました。
ただ1週開いただけでも、藤井先生やギター教室のメンバーと輪になって練習をしていると、すごく、この時間を求めていたことに気づきました。忙しい日々の中でも、一心にギターを弾く時間、心が充電されていくような感覚がしました。
ウィンターコンサートに向けて、『November』という岸部眞明さんの曲を練習しています。
7月から練習を始めて、今は、譜読みを終えて、指に覚えこませるため、繰り返し弾きこむという段階です。指が覚えていくごとに、メロディが曲として繋がっていく、という喜びがあります。
3ページ目の弾きこみをしていて、教室の最後のほうで1ページ目から繋げていったとき、まだおぼつかないところがありながらも、曲の形ができてきたことを感じて、とても嬉しかったです。
『November』は、その題名の通り、冬の訪れを感じさせる気配があります。まだまだ夏だと思っていたけれど、気づけば夏も終わりに近づいていて、あっという間に、この曲と共になのはなの11月に向かって行くのだろうとも感じました。
この曲の冬の訪れは、荒涼としたものではなく、冷たく透き通った空気の中に、大切な人、大切な場所を見るような優しさを感じます。大切な人や場所を愛おしく思う、どこまでも優しい気持ちには、切なさもあり、噛みしめるようなフレーズもあると感じました。
簡単ではないけれど、ゆったりとした曲調で、ギター教室のメンバー全員でこの曲を弾けることが、とても嬉しいです。
8月のギター教室は残り1週で、来月には、ウィンターコンサートで演奏する目標の、次の曲にも進みたいということを、最後に藤井先生やみんなと話しました。
次の週で『November』を完成させる目途を付けられるように、指に覚えこませていきたいです。
(りんね)