8月19日(月)「縁日へ備え、畑作業の日 ―― ナスのための1日 & 地這いキュウリの植え付け」

8月19日のなのはな

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 今日は、ナスのための1日! 毎朝300キロ近く穫れている、おナス君のために働く1日でした。
 ナスの畑は、2枚あります。午前は、1枚目のとてもビッグなナスの畑で作業を始めました。

 作業内容は、エクセル線張り。ナスは、大きくなると枝や実が重くなって株が倒れてしまうので、倒れないように、竹で組んだ支柱の柱と柱をつなぐようにエクセル線を張ります。そうすると、ナスがエクセル線に支えられて横に倒れることがないんです! 私はそれを知ったとき、ものすごくナイスなアイディアだなと思って感激しました。

 

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 1枚目の畑は、もうすでにエクセル線が張られていて、株の重さによってエクセル線がゆるんだところを修正したのですが、それをすることによって、ナスがまっすぐ立ってくれて、とても気持ちが良かったし、ぴしっとエクセル線が張られると畑がものすごく美化されている気がして、うれしくなりました。

 何より、エクセル線張りの作業をしていたのは5人だったのですが、同じ畑でナスの中耕や剪定をしている子たちもいて、ナスの手入れを一気に20人ほどの人がやっていて、ナスがすごく喜んでいる気がしました。20人も同じ畑にいたのに、ナスが大きすぎて、みんなが1人も見えなかったのが面白かったです。

 

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 午後は2枚目の畑で、エクセル線をぴしっと張りました。エクセル線を張ることで、畝間に出ていたナスの枝もきれいにしまわれて、本当にすっきりするなあと思いました。最後、時間が無くなってきて、集中して全力でやろう! とリーダーの子が言ってくれて、声かけをすることにしました。

 

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 1人ずつ、次の畝に行くときに「終わらせるー!」「スピードアップ!」「全集中」「あとちょっと!」とお互いに言い合いました。その時間がとても楽しくて、みんなと全力で協力し合えたことが、本当にうれしかったなと思います。最後は無事に終わらせることができて、ものすごく達成感を感じたし、作業の楽しさが倍増したなと思いました。

 何より、みんなとの掛け声で、お互いを高めあうことができて、意味のあるものになり、うれしかったです。今日の作業によって、おナス君が元気いっぱい、すくすくと育ってほしいなと思います。

(ゆうな)

 

***

 

 様々な夏野菜が畑で育つのと時を同じくして、次の季節に向かって、新たな仲間が定植されました。
 ユーノスハウスで、すくすくと育ってくれた支柱キュウリからのバトンタッチです。

 今日は、開墾野畑に、地這いキュウリの定植をしました。
 地這いキュウリは、支柱とネットで育てるスタンダードなキュウリと違って、その名の通り地を這って成長するキュウリで、なのはなでも定番の、秋に向けて育てる野菜です。

 夕方の作業で、開墾野畑に向かうと、先日みんなが立ててくれていた広々としたベッド畝が迎えてくれました。
 まるで、建築物のように美しい見た目で、思わず息をのみました。
 そこに、苗を植えるための穴をあけていきます。
 ちょっと恐れ多い気持ちがしながらも、この綺麗な畝に植わってね、と、地這いキュウリに思いを込めながら、1メートル間隔で穴を開けていきました。
 成長すると、ツルがぐんと伸びるため、株間も広めです。

 

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 穴あけが終わると苗を置き、植え付けに入ります。
 しなこちゃんとどれみちゃんが、繊細に植え付けていく姿に、きっとキュウリも安心しているだろうな、と予感しました。
 植え付けた後から、そっと、たっぷりと水をやっていきました。
 畝立て後の土はふかふかで、水をやったそばから、じわっと水を吸い込んでいて、その様子に安心しました。
 作業中は、ぽつぽつと雨が降っていることもあり、このまま恵みの雨になって、と願うばかりでした。
 植え付けたばかりの地這いキュウリは繊細で、大事に、大事に、と思わされ、神聖な気持ちになりました。

 

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 頬5時を過ぎた頃、他の作業を終えたみんなが、ネット掛けに加勢してくれました。
 虫から守るために、ネットをしっかりと土でとめてゆきました。

 これから地這いキュウリが、開墾野畑に広々と伸びて、実をつけていく姿が楽しみです。

(ほし)