「勝間田天神涼み 感想文」 あや

 天神涼みが、ほんっとうに楽しかったです。小学生の頃から、ずっと地域の道行列に憧れていました。私は家が学校から遠いため道行列をする地区に入っていなくて、いつも神輿を引くなどしている友達を見ているだけで凄く羨ましかった記憶がありました。なので、なのはなで道中流しを踊るお祭りがあると教えてもらった時は本当に嬉しかったです。私はなのはなに来て、そんなに経っていないので、今年は出る事が出来ないのだろうなと思っていたのですが、本番2日前ほどに、出るメンバーの中に自分が入っているのを聞いた時、凄く嬉しかったなと思います。

 河上さんが事前に、控室のどのスペースを使って着替えるか、荷物をどこに置いて、どのように動いて準備をするかなどを詳しく教えてくださっていたおかげで、現場についてから、どうすればいいのとあたふたすることがなく、スムーズに動けたことが本当にありがたかったです。 

 着付け教室の時のように、どれみちゃんとペアになって着ました。河上さんに教えていただいた、浴衣を着る際のポイントを意識しながら、踊っても着崩れないようにきつく、綺麗に着る事が出来て嬉しかったです。細かい部分まで、どれみちゃんがしっかりと見てくれ、綺麗にしてくれて、本当に綺麗に着る事が出来たのが凄くありがたかったなと思いました。

 着付けの時から保存会の方が、たすきのリボンが綺麗になっているか、綺麗に浴衣を着る事が出来ているかを気にかけてくださったのが本当にありがたくて嬉しかったです。私もたすきのリボンを直していただいて、その時間がとても暖かくて安心しました。結んでくださったリボンがとても可愛かったです。

 和室の中に、同じ浴衣を着たみんなが並んで座っている光景が凄く綺麗で、可愛かったです。みんながピシっと浴衣を着て、整えていたのが凄く素敵だったなと思います。赤シュシュも映えていてとても可愛かったです。

 時間になり、いざ出発ということで、みんなでずらっと外に出ました。雨の心配をしていましたが、雨は降らず、浴衣を着ていても涼しいと感じるような丁度いい気温で、気持ちがよかったです。

 道中の始まりのところまで行くときも凄くわくわくしていました。道行く人達が、同じ浴衣を着て並んでいる私達を見ていて、傍から見て凄く綺麗なのだろうなと思い、私も傍から見たくなりました。地域の方が、挨拶をすると返してくださったのも、とても嬉しかったです。

 ゆりかちゃんに、どのくらい笑うと外からも笑顔に見えるかや、
(若い人で、こんなにも揃ってしっかりと綺麗に踊っている人がいるんだ)
 と同年代の苦しんでいる人達が救われるようにという気持ちで踊る事を教えてもらえたのが嬉しかったです。列の隣には、曲を流して誘導してくださるパトカーが止まっていて、たくさんの方達の力でお祭りが行われていることを感じれて嬉しかったです。お父さんお母さんや、応援組のみんな、たけちゃんやゆりちゃん達も応援に来てくれていて、凄く嬉しくて安心しました。

 時間になり、車が動き出して音楽が流れ始めました。いよいよ始まると思い、とてもわくわくした気持ちになりました。 最初はその場で足踏みするような形で踊っていたのですが、徐々に歩き始まった時が凄く嬉しかったです。出雲街道勝間田宿の、石畳の道に入ると、お祭りを楽しんでいる観客の方たちが大勢いて、お祭りの雰囲気を感じる事が出来て嬉しかったです。

 人が大勢いたので少し緊張しましたが、それよりもみんなで踊れていることが嬉しくて、楽しくて自然と笑顔になっていました。私は真ん中の方で踊らせてもらっていたのですが、後ろから見るみんなの姿が本当に綺麗に揃っていて、上品で美しかったです。踊っているとあっという間で、すぐに空が暗くなりました。そんなに長く踊っているという感覚はなく、気づくと暗いという感じで、時間の流れを忘れているくらい楽しかったんだなと思いました。 

 見てくださっている人達が、「こんなに(列が)長かったっけ」「綺麗~!」と言ってくださっているのが聞こえて凄く嬉しかったなと思います。特に、私達と同世代の若い女の子が、本当に綺麗! といいながら動画を撮ってくれていたのが本当に嬉しかったです。他にも写真を撮ってくださっている方が大勢いたり、なのはなさんだと話してくださっている方がいて嬉しかったなと思います。

 暗くなって、提灯の程よいあかりとみんなの姿の景色が写真を撮りたくなるほど綺麗でした。途中でいただいたお茶と塩分タブレットが、お祭りに出ているどんな屋台の食べ物よりも美味しくて、幸せでした。
 踊り足りないくらい楽しくて、もっと踊れると思うくらいでした。憧れの道中流しに、みんなと一緒に出させてもらえて嬉しかったです。