8月17日
赤ちゃんのお父さんになった、卒業生の旦那さんが、なのはなに帰ってきてくださり、お休みの日を一緒に過ごせることが嬉しいです。
昼食の時、旦那さんが、
「1日半、赤ちゃんと離れていただけだけれど、大きくなっていることに驚きました。さっきは、少し泣いてぐずっているようでしたが、今はぐっすりと眠っていて、なのはなで安心しているのを感じます」
と話してくださり、その言葉や表情、空気からも、娘さんに対する深い愛情が伝わってきて、私まで幸せな気持ちをおすそ分けしてもらったような気持ちになりました。
本当に子どもが生まれるっていうのはその子どもにとっても、親にとっても幸せなことなんだなと思って、こんな風に愛されている赤ちゃんは幸せいっぱいに伸び伸びと育つだろうなと感じます。
私はこれまで、自分に子どもがいるわけでもないし、保育の勉強を始めるまで、子どもをどう愛するのか、育てるのか、愛おしく思うのか、遊んであげるのかよく分からなかったところも多かったのですが、たけちゃんやたいちゃん達が育ってくる過程を見てきたり、こうしてまだ、お父さんになって21日の旦那さんの姿を見ていると、本当に子どもは愛されるために生まれてきて、どの子どもも例外なく、大切にされ、愛されて、育っていくべきなんだなと感じます。
卒業生とその旦那さんの姿を見ていると、私も自分の子どもを早くほしくなってしまうくらい、幸せにあふれていて、私ももっと精神的にも肉体的にも強くなって、自分の子どもも人の子どもも守れるような存在になりたいと思いました。
・大豊作
ここ最近、マクワウリもゴーヤも200キロ以上収穫できていたり、ナスもコンスタントに150キロ以上、ピーマンやオクラも収量があがってきていて、どの夏野菜も大豊作です。
もう、私たちからしたら「ナスが100キロ採れました」というのが当たり前のようになってしまっているのですが、改めてこれだけの量の野菜を収穫できるくらい、みんなと大規模に畑を作って、野菜を育てて、毎食、自分たちで育てた野菜を使った食事をいただけることは幸せなことだなと思います。
今朝は、やよいちゃんたちとカチカチ大畑のナスの収穫に行きました。
ナスの収穫に入るのは数週間ぶりだったのですが、畑について見ると、支柱となっているエクセル線に器用にナスが誘引されていて、ナスの枝葉が太陽に向かっているだけでナスが生き生きとしているように見えました。
また、同じ畑には水やりをしてくれているゆうなちゃんとすにたちゃんの姿もあり、それぞれが自分の任された役割に責任を持って向かうなのはなの畑作業が、気持ちがいいなと思います。
畑の規模も作る野菜の数も増えていっているのですが、その中でもみんなといかに効率よく作業をするか、削れるところは削り、大切なところは抜けがないように手入れをするか、それぞれが協力し、知識を出し合って夏の畑を回していけるのが嬉しくて、私もその中の1つのピースとして、自分にできることを頑張りたいです。
また、今日もまりかちゃんは、猛スピードで嫁入りを一緒にできて嬉しかったです!
・つばめのひな
昼食前のことになるのですが、お父さんが「この子に、練り餌をやってくれないか?」と声をかけてくださりました。
最初は、上手く状況が呑み込めず、とりあえず返事をしたのですが、お父さんが手渡してくださった箱には、小さなつばめのひなの姿がありました。どうやら、身体が弱かったのか、一度人間が手で触れてしまったのか、お母さんつばめや兄妹つばめに仲間外れにされてしまったようです。
大急ぎで練り餌を作って食べさせてみると、勢いよく練り餌にかぶりついていて、「ピーピー」と鳴きながら口をこれでもかと開いてくれるつばめのひながとても可愛く、小さな命の温かさを感じました。
もう、お母さんつばめのもとに帰るのは難しいかもしれないのですが、なのはなの子になった以上、私も責任をもってご飯をあげて、いつかなのはなから自立(飛べる)できる日が来るようにお世話をしていきたいです。