8月16日のなのはな
夏まっただ中の今、どの野菜も収量が増え、大忙し。
今日から新システムが始まりました。これからは、朝食前はおもに野菜の収穫をする時間として、それぞれの野菜を、決まったメンバーで収穫していきます。
わたしはオクラの収穫担当になりました。
その大きな葉をかきわけ、オクラの実を探していきます。葉の裏、株元の下の方、慣れるまではオクラがどこにいるのか分かりづらいので、ついつい見落としそうになることもあります。
けれど、オクラの生長スピードはすごく速い! 一度でも見逃してしまったら、すぐに取れごろを越えて、大きくなりすぎてしまいます。
オクラをみんなと美味しく頂ける、オクラが幸せな生涯を過ごせるかどうかは、収穫する自分の手にかかっている……。そう思うと「ようし、やるぞ!」と燃え上がるような気合が入りました。
すべてのオクラを美味しく頂くために、完璧に穫りたい!
そう思いながら収穫していると、オクラ以外のこと、時間も何もかも忘れてしまうくらいに没頭してしまって、楽しいです。
明日は収穫するときのカゴを変えようか、畝の入り方や見方を変えてみようか……。そんなふうに気づきもあったり、これからオクラと毎日会えると思うと、とても嬉しくなります。
朝の時間が野菜と心が繋がる時間になって、もっともっと野菜と仲良くなれたらいいなあと思います。
かちかち畑だけれど、土はかちかちとは言わせない!
かちかち大畑のナスの中耕をしました。
ナスの畝の片側を、スコップでざくざくと掘っていきます。敷いてくれてあった落ち葉堆肥と、先日に追肥した牛肥も混ぜ込んで……。それまでは固くてスコップが入りにくかった土が、柔らかくなっていくのが分かりました。
掘っていると、土から白い菌糸のようなものが見えました。微生物もたくさん暮らしていそうな、栄養たっぷりで豊かな環境が広がっているのかなあと思うと、嬉しくなりました。
明日もまた、散水部隊のみんなが水やりをしてくれます。みんなで耕した土は、きっとぐんぐん水を吸い込んでいってくれるはず。
きっとナスに届いてくれて、大収穫を楽しみに待っているよ!
(みつき)