
8月15日のなのはな
下町川畑に行くと、いつも迎えてくれる、色鮮やかなたくさんのピーマンたち。今日はピーマンが7コンテナと、大収穫できました。
今後もたくさん良いピーマンを収穫できるように、午後からはピーマンの誘引や追肥などの手入れができて嬉しかったです。
これまで、エクセル線に誘引してしっかりと立っていたピーマンでしたが、たくさんついた実の重みなどによって、倒れかかっている株がまた目立ってきてしまい、ナスなどと同様に、篠竹を使った方法で誘引をしていくことになりました。倒れかかっている側を支えるように篠竹を渡し、その篠竹に、ピーマンの枝を誘引していく方法です。
篠竹は、仮支柱として生育初期に使っていた篠竹をそのまま使えたので、とてもスムーズでした。その株の状態を見て、どこに篠竹を渡すか考えながら誘引していくのが、誘引の面白いところであり、やり甲斐を感じられるところだなあと思います。
自分が考えて誘引したあとの、ピンッとしっかり立っているピーマンの姿を見て、ちょっぴり誇らしい気持ちになりました。どれみちゃん、あやちゃん、うたなちゃんと一緒に、4人で集中して作業できた時間が、大変ではあったけれども楽しかったです。
誘引をしているそばでは、多人数で追肥をするチームが、ピーマンとゴーヤにたっぷりの牛肥を追肥してくれていました。昨日の雨と共に、今日の手入れが、ピーマンとゴーヤにとってプラスになればいいなあと思います。
(よしみ)

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夜に藤井先生が来てくださり、版画教室が行われました。
私は、先週から、下絵を元に、版木に絵を彫る段階に入っています。
彫刻刀を使うのは、慣れるまでは難しく感じましたが、時間が経つにつれて、面白く感じます。私は、紫陽花を題材にしているのですが、色を使いわけたいため、彫る板が4枚あります。
まず、一番やりやすそうな、薄墨を刷るための板から彫っています。陰をつけたい葉や花の一部を残して、その周りを彫るようにしています。葉の部分は、輪郭に沿って彫刻刀を入れて、その外周を彫る基本的なやり方ですが、花の部分は、中心に薄っすら薄墨を入れて影が少しぼやけるようにと、花びらを浅く彫る方法を教えていただきました。
先生が彫刻刀を使う手つきは無駄がなく、彫ったあとも、とても綺麗で、先生が彫られた見本を真似するようにして彫り進めます。先生のような手つきではできないのですが、これを紙に刷ったときに、どのような効果で出るのだろうかと、緊張しながらも楽しみに思います。
教室のメンバーは、それぞれの題材にあわせて版画の手法も少しずつ違い、すでに刷りの段階に入っている子もいます。10月末に完成させることを、みんなで目標にしているので、頑張りたいです。
(まりの)